2013年8月26日月曜日

『エトルリアの微笑み』 〜 "La Sonrisa Etrusca" by José Luis Sampedro

スペイン語の友人Kさんはいつもとても素敵な本を紹介してくれる。

『黄色い雨』も素晴らしかった。今回も最後は涙が止まらなくて困った。でも、この涙は温かい涙、哀しみや苦しみから解放された、とても温かい気持ちの良い涙だった。






『エトルリアの微笑み』 
原題は "La Sonrisa Etrusca" 
作者は José Luis Sampedro というスペインの経済学者だ。今調べたらこの4月8日にマドリッドで96歳で亡くなったばかりだった。






2013年8月25日日曜日

スズメバチ占拠

今年は暑い夏が続いています。

大変過酷な日々が続いていたので、東京を空けられず、軽井沢へ2ヶ月程行けませんでした。
その間に事件は起きていました。

夜中に到着したので、その時は全く気が付きませんでした。翌朝Kzさんを駅まで送って、ツルヤへ食糧調達に行った時にも、玄関やベランダに妙にハチがぶんぶん煩いと思っていたのですが・・・

夜Kzさんが網戸にした時に、
「ハチが入って来たよ、気をつけて」と言って直ぐに閉めました。
でも本格的に気が付いたのは何と、その日の夜中・・・いや明け方、暑くて窓を開けて網戸にした時でした。

ぶ〜〜ん、ぶ〜〜ん、ギターの低温をゆっくり弾いているような、サッカーの試合の時アラブの国々の応援団がよく発している、ブ〜〜ンと言う音が枕元で大合唱になって聞こえて来たのでした。

「何事か!!」と身の危険を感じて飛び上がってあわてて網戸を閉めました。


外に出て庭から見てみると、壁が蜂の巣で棒状に模様を作っていました。
薄い木の皮のような材質です。換気口の周りではずごい数の真っ黒いハチ。

2013年8月5日月曜日

兄貴 〜孤象のように一人で歩く

連日嫌なことばかりで少々落ち込んでいた。
今週は夏休みでクラスがない。ちょとした解放感のはずなのに気が重い。

今日は兄が母のホームへ行く日なので、いつもは予習でひいひい言っている月曜日だが母に美容液を届けるついでにちょっこし兄に相談に行って来た。
自分の道を見失いそうだったからだ。

この兄は、笑点の小遊三師匠にちょっと似ている(目と髪型かも?)胡散臭い奴なのだが、私のことをとても親身に考えてくれる。