2014年12月10日水曜日

黄斑円孔手術 その④ 〜術後1ヶ月半視力

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力

7. 黄斑円孔手術その⑤ 退院後2ヶ月検診、反対側の眼も手術が必要!
8.黄斑円孔手術その⑥
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル


今回はシリーズ6回目、その④です:

12月6日、退院後1ヶ月の検診があった。
この日から、「普通の生活をしていいですよ」と許可がおりた。
やった〜、人間に戻れるぞ♡

シャンプーや洗顔で、水が絶対に目に入らないように、外に出たら埃が目に入らないように・・・という神経質な注意も終わり、とても気が楽になった。
点眼をする度に清浄綿で拭かねばならないのも解放されたが、点眼は相変わらず3本と2本を交互に1日四回続けなければならない。
水道から出て来るお湯でじゃぶじゃぶ顔を洗うのがこんなに幸せだとは思わなかったし、外出もできる。

2014年12月7日日曜日

『昨日のカレー、明日のパン』 〜木皿泉の、ゆるやかな時間の流れ、のほほんとした世界

BSプレミアムの日曜日10時台はいつも楽しみな作品に出逢う。

この作品、一回目を観た時、「いいなあ、この時間の流れ方。なんか懐かしい〜〜、脚本誰?」と調べたら何と『木皿泉』とあった。「がーーん!!」実は私は彼らの作品が大好きなのだ。

その衝撃は、『すいか』で始まった!
小林聡美は当然だが、ともさかりえの演じる絆ちゃんの変人ぶりや浅丘ルリ子の教授の雰囲気、そして『めぞん一刻』の管理人さんを連想させる市川実日子の清楚な穏やかぶりが妙に心に染みるのだ。

あの懐かしい、水色のバックに大きくのっしのっし歩くツナヨシ(?白い三毛猫でとても大事な出演者の一人、将軍の名前だったような気がするが・・・)とひまわりかへちまの風景が小さく貼付けられて白文字で『すいか』って入っている壁紙を随分長い間PCで使っていたくらいだから、余程気に入ったのだろう。
心が荒れたら、あの壁紙を眺めると不思議と気持ちが優しくなったものだ。

今調べたら、2003年の作品だ。11年も前のことなのだ・・・。

話を現在に戻そう。
この『昨日のカレーと、〜』はやはりみんな心になにか抱えている、ちょっと社会に馴染めない人々が、実にのほほんと気負わずに時間を乗り越えていく作品だ。