2013年8月25日日曜日

スズメバチ占拠

今年は暑い夏が続いています。

大変過酷な日々が続いていたので、東京を空けられず、軽井沢へ2ヶ月程行けませんでした。
その間に事件は起きていました。

夜中に到着したので、その時は全く気が付きませんでした。翌朝Kzさんを駅まで送って、ツルヤへ食糧調達に行った時にも、玄関やベランダに妙にハチがぶんぶん煩いと思っていたのですが・・・

夜Kzさんが網戸にした時に、
「ハチが入って来たよ、気をつけて」と言って直ぐに閉めました。
でも本格的に気が付いたのは何と、その日の夜中・・・いや明け方、暑くて窓を開けて網戸にした時でした。

ぶ〜〜ん、ぶ〜〜ん、ギターの低温をゆっくり弾いているような、サッカーの試合の時アラブの国々の応援団がよく発している、ブ〜〜ンと言う音が枕元で大合唱になって聞こえて来たのでした。

「何事か!!」と身の危険を感じて飛び上がってあわてて網戸を閉めました。


外に出て庭から見てみると、壁が蜂の巣で棒状に模様を作っていました。
薄い木の皮のような材質です。換気口の周りではずごい数の真っ黒いハチ。



「何あれ?」
「スズメバチの巣だよ。あんな作り方見たことない、学者が見たら大喜びしそうだよ」

20〜30匹の大きなスズメバチが行ったり来たり、大きな声をたてて群がってひっきりなしに動いています。何処かへ行って何かを運んできます。
これだけのものを作るのだから、よく働いたことでしょう。

庭からでも一定以上に近寄ると、怒って威嚇!
「ガチガチ、カチカチ・・・」と歯噛みする音に変わります。警戒警報!

すごい勢いで巣を作って縦のラインが増えて行きます。

管理の人に来ていただいたら、
「あの裏側、壁の中には多分何万匹ものハチがいますよ、大きな巣ができていてとても危険です」と言われました。
こうして、その日に用事があったので、専門業者に頼んで東京に戻りました。

それから業者が奮闘しましたが、巣は壁の中ではなく、上の天井部分、軒裏というのだそうですが、そちらにあるということです。ミツバチが最初に巣を作って、そこにスズメバチが横取りの形で侵入して行ったのではないかと推測されたそうです。

剥いでみないと大きさが分からないので、策を練り直して、もう一度挑戦することになりました。

こうして、2週間後今回様子を見に行ったら、上のベランダの直ぐ下の軒下に、更に下のような巣ができていました。これは良く見るタイプのぶら下がっているやつです。
もう、家の周りは蜂だらけ・・・外に出ることもできません。


けれど、二階のペランダにある本体の棒状のものは取り除かれていました。
でも剥ぎ取った板の奥の壁の部分で無数のハチがブンブンやっているので、やはり本物の大きな巣は軒裏にあるみたいです。

こうして、業者は更に策を練り直すそうで、来週天井を剥いで退治するそうです。
けれど、家が壊れるし、その後の修繕が必要だし・・・一体いくらかかるのでしょう??
しかも、来年巣を作らない保障はないのです。

やれやれ、足の指は骨折するし、膝の半月板は傷つくし・・・
退屈はしないけれど、大変な夏です。

退治の結果は改めて!
家中が楽器になったみたいに振動するんですよ、ブ〜〜ン、ブ〜〜ンって。
おお、こわっ!!

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