2014年12月10日水曜日

黄斑円孔手術 その④ 〜術後1ヶ月半視力

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力

7. 黄斑円孔手術その⑤ 退院後2ヶ月検診、反対側の眼も手術が必要!
8.黄斑円孔手術その⑥
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル


今回はシリーズ6回目、その④です:

12月6日、退院後1ヶ月の検診があった。
この日から、「普通の生活をしていいですよ」と許可がおりた。
やった〜、人間に戻れるぞ♡

シャンプーや洗顔で、水が絶対に目に入らないように、外に出たら埃が目に入らないように・・・という神経質な注意も終わり、とても気が楽になった。
点眼をする度に清浄綿で拭かねばならないのも解放されたが、点眼は相変わらず3本と2本を交互に1日四回続けなければならない。
水道から出て来るお湯でじゃぶじゃぶ顔を洗うのがこんなに幸せだとは思わなかったし、外出もできる。

2014年12月7日日曜日

『昨日のカレー、明日のパン』 〜木皿泉の、ゆるやかな時間の流れ、のほほんとした世界

BSプレミアムの日曜日10時台はいつも楽しみな作品に出逢う。

この作品、一回目を観た時、「いいなあ、この時間の流れ方。なんか懐かしい〜〜、脚本誰?」と調べたら何と『木皿泉』とあった。「がーーん!!」実は私は彼らの作品が大好きなのだ。

その衝撃は、『すいか』で始まった!
小林聡美は当然だが、ともさかりえの演じる絆ちゃんの変人ぶりや浅丘ルリ子の教授の雰囲気、そして『めぞん一刻』の管理人さんを連想させる市川実日子の清楚な穏やかぶりが妙に心に染みるのだ。

あの懐かしい、水色のバックに大きくのっしのっし歩くツナヨシ(?白い三毛猫でとても大事な出演者の一人、将軍の名前だったような気がするが・・・)とひまわりかへちまの風景が小さく貼付けられて白文字で『すいか』って入っている壁紙を随分長い間PCで使っていたくらいだから、余程気に入ったのだろう。
心が荒れたら、あの壁紙を眺めると不思議と気持ちが優しくなったものだ。

今調べたら、2003年の作品だ。11年も前のことなのだ・・・。

話を現在に戻そう。
この『昨日のカレーと、〜』はやはりみんな心になにか抱えている、ちょっと社会に馴染めない人々が、実にのほほんと気負わずに時間を乗り越えていく作品だ。

2014年11月30日日曜日

泣きっ面に蜂 〜目の次は歯

人間の体は、本当に不思議で、全体が連動していてお互いにバランスをとっているものだ。だから一カ所崩れると次々と壊れて行く。
けれど、壊れたものをまた調整し、再生していくのも人間の体なのだと思う。

8月の初め頃から左下奥から二番目の歯が時々痛んでいた。

私は色々事情があって、福岡の歯科医に通っているのだが、結局 歯根部分にひびが入ってしまっていてその歯はもう死んでいるので、インプラントにすることになった。

2014年11月21日金曜日

黄斑円孔手術 その③ 〜退院後、視界と生活

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③

6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7. 黄斑円孔手術その⑤ 退院後2ヶ月検診、反対側の眼も手術が必要!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル


そして今回が シリーズ5回目、その③です:

手術前の右目で見る世界は、真ん中が吸い込まれるような、つままれているような感じでグシャっとつぶれ、色々な所がギザギザ欠けていた。そして物体が全体にスリムで小さくなり、焦点を合わせようとすると、真ん中がすっぽ抜けて消えてしまい、何もなくなる。
丁度信号機を見ようとすると、そこが消えてしまい信号が何色なのか分からないことになる。

手術前に何度か執刀医の先生がこう言っておられた
「この手術はやってもあまり視力は改善されないかもしれません。仮に改善するとしても白内障の手術をしたあとみたいに、いきなり良く見えたりはしません。1年かけて徐々に改善されていく程度です。」

2014年11月19日水曜日

黄斑円孔手術 その② 〜これからが本番、うつ伏せ地獄!

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル
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今回はシリーズ4回目です。
さて、ひとつ前のブログで書いたように、うつ伏せ地獄が始まりました。

手術が決まって初めての診察の時、執刀医の先生に「どれくらいうつ伏せをしないといけないのですか?」と聞くと、「4〜5日は・・・たいへんですねえ〜」などと気軽に答えが返ってきたので、『へえ〜、4、5日でいいのか〜?』などとあなどっていたのだが、実際はガスが抜けるまでの2週間続きました。

2014年11月17日月曜日

黄斑円孔手術 その① 〜入院、手術、そしてうつ伏せ開始

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル

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今回はシリーズ3回目です。
黄斑円孔の手術をして3週間が過ぎようとしています。

やっとパソコンの画面を少し見れるようになりましたので、記憶が新しいうちに手術の経過を書いておこうと思います。どうしてかというと、まだあまりこの病気について書いている人がいないので、いろいろ経過を知っておきたくても情報量が少なくて困ったからです。多分何らかの役には立つと思います。

2014年10月9日木曜日

黄斑円孔 〜不思議な世界

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

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今回は2回目です。
私の眼が変になったことは前のブログに書いた。『硝子体黄斑牽引症候群』という病名だ。

先日紹介された病院のアイセンターを訪れて詳細な診察を受け、やはり網膜が黄斑部分で破れているので手術が必要ということで予約をしてきた。
こうして手術の順番を待っている間にも、症状は進んでいるのが不安な気持ちにさせる。

一月前には『硝子体黄斑牽引症候群』という病名をいただいたのだったが、右目は、今回からは少し進んでしまい『黄斑円孔』になった。
左目はまだ穴が開いてないので、多分前者の病名のままだろう。
こちらも近いうちに手術をしなければならないらしい。

この病気の間の不思議な世界について、少し書いておこうと思う。

2014年10月3日金曜日

認知症の特徴 〜『ババ抜き』はなかなかいい!

毎週水・木曜日と必ずホームの母の所へ行っている。
このリズムが崩れると、母の調子が不安定になって乱れるのでここ3年間できるだけ、このペースを守っている。

水曜日に行った時のこと。
受付で、「みなさまとトランプをやっていらっしゃいます。」と言われたので、『ええ??うちのオババにトランプができるのかいな?』と不安に思いながらダイニングへ行くと、何だかテーブルを囲んで楽しそう。
私に向かって手を振った。

2014年9月25日木曜日

タロット 〜なかなか意味が深い

カナダからのお客さまと一緒にここ数日過ごした。
73才の女性で、現在お一人になったので、自由気ままなのだそうだ。
今回は日本で暮らす弟さんを訪ねていらっしゃった。
とても仲の良いご姉弟で、お互いに大切に思っているのが伝わってきて、ちょっと感動ものだった。



「彼女のタロットはすごいのだ!」ということで、初めてやっていただいた。
昔から占いとかおみくじとかは割と好きな方で、結構統計的にみても当たっているので、都合のよいことと注意した方が良いと思えることだけ信じることにしている。

さて、まず最初 "blessing card"という文章の書かれたカードを引いた。



2014年9月11日木曜日

加齢性黄斑変性症かと思ったら、硝子体黄斑牽引症候群だった・・・

今回の黄斑円孔に関して以下のことを書いてきました

1.加齢性黄斑変性だと思ったら硝子体黄斑牽引症候群だった 
2.黄斑円孔〜不思議な世界 
3.黄斑円孔手術その① 入院、手術、そしてうつ伏せ開始
4.黄斑円孔手術その② これからが本番、うつ伏せ地獄!
5.黄斑円孔手術その③ 退院後、視界と生活
6. 黄斑円孔手術その④ 術後1ヶ月半視力
7.黄斑円孔手術その⑤ 〜退院後2ヶ月検診、反対側の目も手術が必要!!
8. 黄斑円孔手術その⑥ 〜奇跡だ〜、硝子体が網膜から離れた!!
9. 黄斑円孔手術その⑦ 〜一年後の様子
10. 黄斑円孔手術その⑧ 〜手術後2年目の様子
11. 黄斑円孔手術その⑨ 〜術後2年半
12.黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術① 〜裂孔原生網膜剥離になってしまった!
13. 黄斑円孔手術その後、 網膜剥離手術② 〜原因
14. 黄斑円孔手術その後、網膜剥離手術③ 〜術後1ヶ月以内の様子
15.網膜剥離再手術① 〜手術後1か月で再発!! 悪夢の日々

16.黄斑円孔その後、反対側の目の網膜剥離再手術② 〜再手術後1ヶ月、シリコンスポンジとシリコンオイル
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これは、そのシリーズ1回目です。
7月の初めから急に眼の見え方が変になった。

玄関の掃除をしていた時の事、帚で掃いていたら地面がボコボコ盛り上がっていることに気が付いた。地面にいくつも隆起がある。
我が家の玄関近辺は地面が木のブロックでできている。木を10cm角位に切った物をタイルのようにいくつも並べているので、一つ一つ微妙に大きさが違うし、年輪のどの部分が出るかによっても随分雰囲気が違うのだ。それに下に大き目の木の根っことかがあったりすると盛り上がってしまう。

多分それだろう、と思って表面を手で触ってみたら、全然盛り上がってなどいない。地面は平らだった。
『どうして波打っているの?』・・ショックだった。

2014年8月25日月曜日

さよなら、ロイヤルコペンハーゲンのティーラウンジ

先日久しぶりに新宿の伊勢丹へ行った。

そこへ行くと、大概の場合ロイヤルコペンハーゲンのティーラウンジでランチかお茶をするのだが、いつもの待ち時間の並んでいる椅子で順番が来るのを待ちながら、ふと壁の張り紙を見ると、「今月21日でお店をクローズします」と言った意味合いのことが書かれていた。
「・・・!」


2014年7月14日月曜日

やさしく読めるスペイン語の昔話 by 松下直弘

お友だちに薦められて読んだが、とても面白かった。



スペイン語を始めて15年ほどになるが、これくらいの本だとわりと楽に読めるようになったのが嬉しかった。










スペイン語のとなりのページに日本語の対訳がついているので、分からない時はそれをチェックできる。
けれど、下の方に単語の意味等も出ているので、まずそちらを辞書代わりに使った方が勉強になるだろう。

2014年7月9日水曜日

認知症の特徴 〜変化を嫌う

うちのおばあさんの口癖は、「早く死にたい」と「こんなところに居るばっかりで・・・」だ。

買い物が大好きな母は、多分外に出て、自由に自分の行きたい店をのぞいて、好きなものを買って・・・と思っているのだろうが、実際はあまり動けない。

3年前に軽井沢に連れて来た時には、オババの反抗心にめった打ちにされ、死ぬ程疲れた。重い重い、心をえぐられるような悲しい疲れだった。二度と「連れて外泊はしない」と心に誓った。

今回は兄夫婦と協力し合って、最近落ち着いているので、少し外に出してあげようと、軽井沢行きを企てた。

やれやれ・・・結果は散々だった。
散々だったが、朝起きると本人はけろりとして、まんざら気分が悪そうでもないのが、救われた。

2014年7月2日水曜日

63歳でセラピストの資格を?

ここのところ忙しくて、全くblogを更新できなかった。
書きたいことはたくさんあるのだが、何となく自分の転換期が訪れているようなそんな気がしている。

この5年ほど次々に起きる色々なことは、まるで小説の世界。『半沢直樹』の世界もあれば、『華麗なる一族』の世界もあった。そこに老人介護や認知症の問題まで加わるから、全く退屈しなかった。

2014年5月19日月曜日

『サラミスの兵士たち』 by ハビエル・セルカス 

『蝶の舌』『メキシカン・スーツケース』『アイ、カルメーラ!』と今まで、スペインの内戦を共和党側の立場で接して来たことが多かった中、ファランへ党のサンチェス・マサスの銃殺事件を通してのエピソードから、この作品を通して、反対側にもあった物語や思いを知ることができました。

"Soldados de Salamina"   Javier Cercas    ( 宇野和美 訳)

2014年5月14日水曜日

軽井沢のパン屋さん 〜小諸の『香色』と御代田の『パン トゥルーベ』(pain trouver)

軽井沢に家を持って4年が過ぎ、5年目に入った。

月に1〜2度来るだけなのだが、パン好きの私にとって最初に困ったのがパン。

初めの頃は東京駅のアンデルセンで買って来るか、浅野屋か、車で来たときはツルヤでプリンスの食パンを買っていた。

ツルヤのベーカリーはイマイチなので、帰りに銀亭(しろがねてい)のパンを買って帰って来た。個性的でまあまあ美味しかったのだが、店じまいしてしまってがっがり。

それからは、仕方ないのでハルニレテラスまで行って、Sawamura(沢村)で買っていたのだが、ここのパンは美味しいのだが、とにかく高い! 東京より高い。
ハードトーストとか、コンブレやパンオノアとかがっつり重くてぎっしり木の実が入り本格的だが、菓子パンはイマイチだ。

ところが、先日天狗温泉の帰りに一件見つけた。大浅間のゴルフ場の隣だ。

2014年3月27日木曜日

認知症の特徴 〜反射神経

母が認知症になっても、びっくりしたことが二つある。

一つは、歌。
どうしてメロディーは忘れないのだろうか?とても良い声で正確に歌う。
人の名前はいくら教えても覚えられないのに、歌詞は覚えている。

二つ目は、反射神経。
母は大変な運動神経の持ち主だったのだが、うまく歩けもしないくせに無意識に動くときの素早さは唖然とする。

2014年3月20日木曜日

¡Ay, Carmela! 〜アイ、カルメーラ!(歌姫カルメーラ)

2014年スペイン語の冬講座は、スペイン映画 "Ay, Carmela!" (日本語のタイトルは『歌姫カルメーラ』というらしい)1990年の作品。

監督は『カラスの飼育』のカルロス・サウラ、主演が『ボルベール』であの幽霊おかあさんをやった、カルメン・マウラ。



前回は『蝶の舌』で1936年、内戦が始まる直前が舞台だったが、今回は1938年、内戦の真っ最中、時代的には、前作の続きになる。そしてその後フランコの独裁政治の時代に突入する。

クラスではそこに当時の芸術家たちがどんなだったかを織り交ぜてまたまた素晴らしい授業になった。

2014年3月18日火曜日

アンドラーシュ・シフ 〜バルトーク、そしてバッハ 

3月14日は久しぶりにクラッシックのコンサートに出かけた。
以前は月1くらいで、コンサートに行っていたものだが、最近は年に2〜3回になってしまった。

前回は11月、ジャズでロン・カーターだったから、今年はもう少し可能性があるかもしれない。


場所は紀尾井ホール。曲目はバルトークとバッハ。
シフさんは、『バッハを演奏するならば紀尾井ホール」と語っているそうで、私もピアノの演奏ならば紀尾井ホールと思っているので、とても楽しみだった。

2014年3月14日金曜日

ダイソン掃除機 DC48③ 〜トラブルをカスタマーサービスに相談してみて

ダイソンDC48のトラブルで、買ったばかりなのにフローリングが傷ついて困っていた私は、このままこの掃除機が使えなくなるのでは何とも悔しいので、カスターマーサービスにメールで相談してみました。

即返事が来て、「製品を手元に置いて、お電話ください」、とメッセージがありました。
面倒臭いなあ〜と思いつつ、どんな対応をするのか興味があったので、数日後電話を実行。

2014年3月10日月曜日

ダイソンDC48その② 〜 フローリングの床が傷だらけに!!!

ダイソンの掃除機はうるさいけれど吸塵力が良いと、以前から言われていて、興味深かったので昨年末から使い始めたが、使い心地は結構微妙だ。
今までと比べてむしろ使いづらいと言おうか・・・

2014年3月8日土曜日

−9℃ 〜雪の上に裸足で立って

一昨日夜から軽井沢に来ている。
到着時は−9℃、でもそんなに寒く感じない。



昨夜は仕事でホテル宿泊だったKzさんから今朝早くメールが入った。
「ダイヤモンドダストが見えるよ」

2014年3月7日金曜日

『暮らしを旅する』 by 中村好文

久しぶりにのんびり読書する時間ができた。
いつもは病院か、電車の中しか本を読む時間ができないから。

ソファーに寄りかかって本を読めるなんて何という贅沢!


Kzさんがソファーの上に何気に置いて行った本をパラパラめくっていたら、止まらなくなった。いかにも私の好きそうな本、内容、語り口、この人の生き方・・・


2014年2月21日金曜日

女のいない男たち4 〜『独立器官』 by 村上春樹

文芸春秋3月号にも、村上春樹の女のいない男たちシリーズ4が続いた。
珍しい試みだ。
村上さんのことだから多分そんなことはないのだろうけれど、締め切りに追われるみたいで、だらけないといいけれど。

シリーズ1、2でちょっとしたことを書いて来たが、関連することはやはりここにも個性的な『居そうも無いけれど居るかもしれない』登場人物がいたことだろうか?
それが恋煩いで餓死した渡会という男だ。

2014年2月17日月曜日

『炭水化物が人類を滅ぼす』 〜糖質制限からみた生命の科学 夏井睦

炭水化物ってそんなにいけないの?

思い当たることがあり過ぎて、ちょっと困った。


以前から言われていることではあったが、この本を読んで、自分と炭水化物の関係を考えると、やはり少し見直さないといけないかも・・・と思った。

2014年2月14日金曜日

『もっと泣いてよフラッパー』 〜観て良かった、、、ポッ!

一年に一度はミュージカルか演劇を観ることにしている。

前回は、2012年の夏の『ふくすけ』だったから、今回は間が開いてしまった。色々あったから仕方ない。

今回はシアター・コクーンでやっている『もっと泣いてよフラッパー』


行って良かった!

2014年2月7日金曜日

やっぱり来た、ぎっくり背中

1週間ほど前から左脇腹から背中左側肩甲骨辺りに違和感があり、寒い所に居たり、身体が冷えると引きつるような感じがあった。

「また、ビリッと来るかな?」とギックリ背中の前兆を感じていた。

2014年1月18日土曜日

ありえないことが起きた 〜でも、さよならは言わない

ありえないことは、決してありえなくないのだ。

今日の訃報はショックの度合いが超えていた。
何の予感もなかったし、夢も観なかった。
多分ご本人もあれこれ考える間がなかったのだと思う。先週のクラスではとてもお元気だったということだから・・・。

そして、今もまだ信じられない。

老人が天寿を全うするのとは違い、まだ若い先生が突然居なくなった。
いつでも戻れると思っていたのに、もう私のホームがなくなってしまった。あの授業が受けられない。

2014年1月13日月曜日

女のいない男たち3 〜『木野』 by 村上春樹

文藝春秋に『女のいない男たち』シリーズ3が出ていた。
どのようなタイミングで連載するのか分からないが、1〜3まで出たということはまだ続くのだろうか?
今までの村上春樹さんにないことなので、
何がテーマなのか、どんな試みなのか興味深いところだ。

2014年1月8日水曜日

2014年、新年です! 〜歩けるって・・・ 

明けましておめでとうございます!
Kzさんの今年のお作は:






脇田和さんのとてもシンプルなデッサンがベースになっています。
去年の仏像や、その前のシリーズから少し離れ『動物と人』だそうです。
今年は馬です。