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2026年6月9日火曜日

『ペンション・ワケアッテ』八木沢里志 〜偶然にびっくり

 夫が福井の永平寺まで葬儀で行かねばならないということで、駅まで送って家に戻った。久しぶりに一人になったので「手抜きで行くぞー」と開放感に浸ったのも束の間、小テーブルの上に充電中のスマホが置いてある。

「私さっき家を出る時、聞いたよね?スマホ持った?って。これだけは忘れると大変だからって」「うんって答えたよね?」

夫は忘れ物の常習犯なので驚かないけれど、平日の2日間連絡が取れないのはさすがに困る。ここにあるスマホに仕事上の大事な連絡でも来たら、私はどうしたらいいのか・・?あちらに居ても帰りの列車の時間とか連絡とか今のご時世スマホなしでのビジネスやお付き合いの世界はありえないのでは?

2025年10月1日水曜日

「あっ!橋がない!!」〜突然起きたどん底の気分

 暑い夏だった9月の終わり、夫の仕事の関係で月の1/3は軽井沢で過ごしているのだがその軽井沢の研究所へ歩いて行く小径で突然橋が無くなっているという大事件に遭遇した。

東京から軽井沢に到着すると夫は研究所の畑の様子が気になり、必ずすぐに裏道を歩いて研究所へ向かう。今回は夕方薄暗くなる前に・・と出かけて行った夫がすぐに戻ってきた。

「ソラさん、橋が無くなっているよ!向こうへ渡れない」「えっ!嘘でしょ」

2025年2月6日木曜日

1月2月は両親の誕生日と命日

1月、2月は両親の誕生日と命日があるので、何かと生きるとか死ぬとか考えさせられる時だ。二人はとても仲の良い夫婦で、二人とも1月生まれで2月に亡くなった。 年齢差は6歳だったけれど、父は70歳になった日の朝亡くなり、母は98歳まで長生きした。

2025年1月16日木曜日

滅び行く郵便局と日本の文化

 今年の年賀状は郵便料金のあまりにも大幅な値上げで控えようと思っていたが、思っていたよりも多くの方々から元旦に年賀状が届いたのでいただいた人々にお返事した。

実は年賀状はとても好きな習慣で、一年に一度のご挨拶が楽しみでもあった。何年もお会いしていない友人たちと束の間の会話が成り立ち、「ああ、今年もお元気そうで何より・・」とか思いながら、そっけないけどビーンと伝わってくる何気ない一筆や素敵なデザインのおはがきをとても大切に思う温かい瞬間なのだ。

2024年12月3日火曜日

旅行記は記憶の宝庫

 73歳の今、コロナ禍を通して色々考えた時、記憶というものがいかに頼りないか思い知った。「私は記憶力だけは自信がある・・・」などと思っていた時もあったが、最近は記憶が前後左右し、入れ違ったりミックスしてしまったり、消えてしまったり・・思いがけない体験をし、ショックだった。何が本当なのかわからなくなる。人に聞いてもその人の記憶も怪しいので、記録してなければ永遠にわからないものになってしまうだろう。

まあ、ほとんどのことはそれでもいいのだが・・・困ることもある。

久しぶりに以前書いておいた旅行記を読み直してみた。パリの一人旅と銀婚式の年に当たる夫とのヨーロッパの旅の話である。

2024年9月10日火曜日

ついにコロナに罹ってしまった 〜最近は軽症だというけれど・・・

 私はどんな病気になっても軽く済まない。「大体1から5%位の人に起きる可能性がありますが、大多数は大丈夫です」なんて医師から言われて行った手術でもほとんどその1%に入って悪い方の例になる。だからコロナは夏でも人がいる所ではマスクをしていたし、外出から帰ると必ずシャワーを浴びてかなり気をつけていた。

ところが油断した! 夫が甲府から運んできた。

2024年7月11日木曜日

軽井沢 小ギツネ集団大脱走

 いつものコースで足慣らしのウォーキングに出かけた。脚を痛めてしまってから7000歩コースは負荷がかかるので3000歩くらいで足慣らしを始めた。つまり短い散歩だ。

上水にかかっている幅1mほどの橋を渡ると千ヶ滝地区に入るのだが、この橋ではしばしば蛇に出会う。ど真ん中でトグロを巻いていたので橋を渡らずそのまま引き返したこともあった。熊鈴と蛇に対する心の準備はできていた。

しばしば橋の向こう側では思いがけないものと出くわす。この日は・・・

2024年5月2日木曜日

京都の原谷苑などと吉野の桜の変な旅 〜添乗員さんが上の空なんでぇ・・



2024年4月3日から5日の2泊3日で、kzの友人のT夫妻と共にクラブツーリズムのツアーに参加してきた。 今年の桜は遅かったので早過ぎて見れないかと心配したけれど、運よくなかなか素敵な桜を見ることができた・・・がこんな添乗員さんもいるのだ〜と拍子抜けした少々冴えない旅でもあった。

2024年4月26日金曜日

ドラマの題材のダブり 〜放送業界はどうなっているの?

今シーズンのドラマを観始めて驚いた。 記憶喪失?記憶障害?のてんこ盛りなのだ。メインの題材になっているものもあれば、一部に記憶障害が入ってくるものもあるけれど、ここでもあそこでも・・どうして?と内心びっくりする。重ならなければとてもいい作品なのにもったいない!

最近のドラマを観ているとシーズンごとにとても似通った主題を掲げているものが多い。あるいはほんの少し前のシーズンに観た⚪︎⚪︎とそっくり・・・何々と何々を変えてあるだけでまるでリメイクだ!どこかで観たばかりみたいな感じの番組が多いのだ。日テレの「リバーサルオーケストラ」とTBSの「さよならマエストロ」のように。これももったいない!

2024年3月25日月曜日

『精神科医が教える「静かな人」のすごい力』 by 大山栄作

 内向型の人間の持つ力を書いた本なのだが、私は自分を内向型と思っているのでつい注文してしまった。どんなことが書かれているのかしら?と好奇心が騒いだ。人を外向と内向に分けることには少し抵抗があるが、予々自分の内向性を持て余す時もあるので興味深く読むことができた。しかしこの本の中には、内向型が良いことばかりで、少々エコ贔屓をしているような感じもしないではないけれど・・・

2024年2月27日火曜日

霧氷と思ったら雨氷というらしい 〜軽井沢で10年ぶりの氷の世界



 明け方ベランダから雪の積もった庭を朝日を浴びながら見ていたら、バリバリ!!!とまるで雪崩が起きているようなすごい破裂音がし、背の高い木のしなった枝が折れて落ちてきた。すごい雪けむりが飛び散った。するとほとんど同時にまたメリメリ!!パキーン!!!と色々な木々から劇的なオーケストラを聴いているような大きな音をたてて枝が折れ、落ちてきた。あっちでもこっちでも・・これはティンパニーか!あれはホルン・・・

気温の低い軽井沢の真冬の朝の出来事だった。その日の軽井沢は雪景色ではなく、完全に氷の世界になった。まさに芸術。

2024年2月17日土曜日

『東京都同情塔』九段理江 〜第百七十回芥川賞受賞作

折角読んだので、読書メモとして読んだということを記しておこうと思う。というのもそんなに細かく感想を書けないから。

2023年10月18日水曜日

なんうま? 〜何曜日に生まれたの?

何曜日に生まれたの?という台詞を目にした時、村上春樹の『街とその不確かな壁』を思い出した。 赴任先の図書館で学校へ行かない風変わりな少年が登場するのだけれど、この子は興味を持った人に「何曜日に生まれたの?」と質問するシーンがいくつか出てくる。この子はのちにとても大切な役割を演じるのだけれど、この時私はすぐに自分は何曜日に生まれたのか調べた。そしてそれは月曜日だった。

久しぶりの野島伸司さんの作品なので始まる前からワクワクしていた。そして全くワクワク感を裏切らなかった。

2023年10月11日水曜日

バナナフィッシュ、YASHA、イヴの眠り

 久しぶりにたっぷりの自由時間ができたので、私にとったらとても贅沢な時間・・吉田秋生さんのシリーズをたっぷり読み直した。

バナナフィッシュ全19巻、YASHA全12巻、そしてイヴの眠り全5巻。なんと贅沢な〜〜こんな余裕は今まで皆無!至福の時だった。

これらを通して読むと今までと全く違ったものが見えてくる。

2023年7月11日火曜日

北海道の旅 富良野・美瑛・トマム・帯広 〜花と庭と美味しい食事 、マンガリッツァ印象的!


50年ぶりの北海道旅行に出かけた。今回は道北・道東エリア。旭川まで飛行機で、美瑛、富良野、トマム、帯広とレンタカーでまわり、帯広空港から飛行機で羽田に戻った3泊四日の旅。昨年のしまなみ海道の旅に続くTご夫妻との 心地よい旅だった。

楽しみにしていたのに、もう終わってしまって残念、しっかり記憶に止めるためにこれを書いている。


2023年1月4日水曜日

道に迷った!〜今年は前途多難??

 2023年新年早々道に迷った。

流石になんとも言えぬ気分。いきなり空気が変わって、『岸辺露伴は動かない』の四つ辻に迷い込んでしまったのではないかと思うようなクラクラする不思議な感覚だった。辻神さまの悪戯か・・・

2022年9月22日木曜日

『プリズム』〜静かで透明感のある素敵な作品

 久しぶりに心が洗われるような透明感のある作品に出会った。

ちょうど朝ドラが悪評高き『ちむどんどん』をやっている時期で、なんとも不快で疲れるドタバタ作品をうっかり見てしまいげっそりした時だったので、本当に気持ちのよい心がしっとりする作品だった。浅野妙子さんの原作。


テラリウムとガーデンと植物たちが織りなす世界がとても綺麗に描かれている。森の中もいいが、綺麗に手入れされた植物が気持ちよく育っているガーデンも素敵だ。庭の手入れは本当に大変だ。虫はいるし、雑草はお構いなしに茂ってくる。陽のあたる場所や日陰を個性によって選んで与えてあげなければならない。でも手を入れてあげると正直にイキイキとしてくる。

2022年7月7日木曜日

『サン=テグジュペリの世界』<永遠の子供>の生涯と思想 by 武藤剛史 

ウクライナ情勢の気になる日々に手にした講談社選書メチエ の上記の本を読みながら色々なことを考えた。眼が不自由になってから本を読む速度が遅くなり、400ページ近い本は結構時間がかかった。それでもウクライナの情勢はまだ戦争が続いたままだった。サン=テグジュペリの戦争体験と重なった。

彼の『星の王子さま』は何回読んだだろう?縁あって日本語、英語、フランス語、スペイン語と4カ国の言葉で読んでみた。そしていつも新しい発見をした。

2022年6月14日火曜日

久しぶりの旅行 〜しまなみ海道

 3年ぶりの旅行。しまなみ海道・・・久しぶりに心躍り、気分が晴れた。


2019年の旅行が最後に自粛生活に入ってしまったので、旅の感覚を忘れてしまっていた。昨年コロナの感染者がグッと減った時に福岡の歯医者さんに行ったが、それとはまた違って・・・旅はいいなあ〜 夫の友人のT夫妻との気が置けない旅・・・

2022年4月5日火曜日

『鹿男あをによし』

 「これ好きなんだよなあ〜」2008年にやった番組なのだが、どこにもない、あるいはどこにもなかった雰囲気の作品で、とても面白かった。

私は時にはいかにも作り物っぽい作品が好きで、わざと舞台っぽい演出だったり、設定がわざとらしかったり、でもとても丁寧に作られている作品は大好きだ。

この『鹿男』はその後もずっと心に残るいい作品だった。たまたまTverで見つけて!再び見てしまった。やはりかなり完成度の高い作品だ。