最近のDisneyのアニメは、キャラクターの目があまり好きではないので、観てなかった。
珍しく息子に薦められて、『ベイマックス』を観て来た。
実家の母の介護が始まって4年目に入ったが、それまでの生活とは随分変わってしまい、映画や食材以外のお買い物などに行く余裕はほとんど無くなってしまった。
ちょうど夫の海外出張が入り、急に自由時間ができたので、もっとシリアスなものにしようかと思ったが、ちょうど気分転換になるので、新宿のピカデリーまで行って来た。
すごい人出!
オンラインでチケットを買ったら、2時間前でもう空席は3席しかなかった。12月封切りだったような気がするから、今でも満席だということは、人気度がかなり高いのだろう。
いつも吉祥寺の薄暗いバウスシアターで観ていた私が、しばらくぶりにシネコンに行ったけれど、シアターに入るまでの混雑と人の多さと列のすごさに、ほとほと飽きれてしまった。これでは始まる10分前に到着しても席に着くまでに映画が始まってしまう!映画館って今はこんななのだ。
バウスと、文化村とシネスィッチと岩波ホールしかほとんど行かないから、映画とはああいうものだと思っていたが・・・・残念だがバウスがつぶれるわけだ!
さて、座席は前の列の頭は邪魔にならないし、座り心地もいいし、トイレもきれいだったし、まあ昔のうらぶれたあの世界とは無縁だったが満足して戻った。
映画は、とにかくベイマックスがこの映画を薦めてくれたうちの息子にそっくりなので笑ってしまった。あんなに太っていないけれど、出て来る平和なオーラが妙に似ているのだ。よくクマのプーさんに似ていると言われるから、分かるよね?
みんな何があっても受け止めてくれる温かさを求めているのだろうなあ〜と思った。ヒロにとってのタダシのように、そして彼が残してくれたベイマックスのように・・・。それからどんな時でも文句無しに抱きしめてくれるキャスおばさんや、共に戦ってくれる仲間を。
私はいつも、優しくて時々厳しくて深い信頼関係にある万能な執事さんが私の側にいてくれないかなあ〜?と夢見ている。どんなわがままでも「しょうがないですなあ〜」と結局は聞いてくれて、しかも何でもやってのけてしまうような・・・。
我が儘を言えないタイプの人間の私にとってはずっと昔からの憧れなのだ。
mi sueño eterno!
そう、『リーガルハイ』の服部さんみたいなの最高! 心の支えとしてはドライビング・ミス・デイジーのモーガン・フリーマンみたいなのもすごくいい。
若い人たちがたくさん来ていたが、みんな穏やかな顔になって帰って行った。
世界が平和になりますように。
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