2016年3月16日水曜日

老衰待ちの老婆と生まれたばかりのパグの赤ちゃん 〜圧迫骨折vs捻挫

2月の半ば生まれて2ヶ月のパグの赤ちゃんが我が家にやってきた。
空ちゃん、女の子(私の名前、ソラさんの別読みで、クウちゃん、Cooちゃんだ)


















以前からKzさんが頼んでおいたワンちゃんなので、母がこんなことになるとは思っていなかったことから、断るわけにもいかない状態だった。
寒い寒い、長野のブリーダーさんの所からやってきた。

私は、死にそうな母の世話と、元気いっぱいの生まれたばかりのやんちゃな仔犬の世話としつけのギャップで頭の中がパニック状態になり、母への心配と仔犬のしつけを今やれねばと思うプレッシャーの中で心のゆとりがすっ飛び、おまけに締め切りの迫っている翻訳の仕事のプレッシャーに押しつぶされ、何だか妙に疲れきって、、、すべて私に任せっ放しで、家に帰ってくると昼間の私の苦労もそっちのけで思い切り可愛がっている夫にも腹が立ち、、、もう駄目!

人生最悪の窮地に突入した。


私は今までに犬や猫を飼ったことがない、せいぜい小鳥と熱帯魚と金魚とカニくらいだ。
本当に子供の頃家でウサギを飼っていたこともあるけれど、まだ小さかったし家族が飼っていただけであって、私が飼っていたわけではない。

何よりも、私はどちらかというと一人でいる方が好きなので、自分の家族以外の人がいると気を遣い過ぎてしまって、リラックスできない。愛情不足というか、動物を飼うのに適さない性格上の問題も十分にあるのだろう。「自分の時間が欲しい!!」無い時間を掘り出し、ブログにぶっつけてみた。

Kzさんの家にはずっとワンちゃんがいた。だから扱いは慣れているから、私みたいに緊張しなくてもやっていけるだろう。
しかし、私はそうはいかない、何しろ新米飼い主もいいところだから。これから長い間の付き合いになるし、今のしつけは私の手にかかっているから、プレッシャーがかかる。どうしてもああいう犬にはしたくないというサンプルがあるので、余計圧力がかかってくる。

幸い母は少しずつ元気を取り戻しつつあるが、母の所へ行ってエネルギーを吸い取られ、家に戻って、「あそぼ!」とケージの中でこちらを恨めしそうに見ながら、ドアでドラムを叩いているクウちゃんを見ると、ちょっと休みたいよ〜!

しかし、長い時間を檻の中に閉じ込めているような気がして、なんだか可哀想に思え、ストレスを溜めないように、少し遊んであげる。

一番困ったのは、ケージから出したら、大喜びで動き回るので、フローリングで足を取られたのか、私が踏んだのか、捻挫をしてしまったことだ。くるぶし辺りがすごく腫れて、しおらしいほどに大人しく数日間ケージでじっとしていた。(実は静かで仕事がはかどり嬉しかった)
しかし、治りかけてはしゃいで、もう一度同じところをやってしまった(泣)

先生は「大変だろうけれど完治させないと繰り返すことになるから、それまでケージの中で我慢させてください。」と無理難題を・・・だって足が楽になった時のクウちゃんの気の強さと貪欲さは私もひるむから。

足の腫れもだいぶ引いてきたので、後数日の辛抱だ。そうしたらまた心ゆくまで遊んであげよう。しかし、ケージから出た後の能天気の振る舞いは、留まることを知らないいたずらの連鎖、おしっこを所構わずし、ウンチを見計らってケージに戻さないとならないから、まだまだ私は振り回されることになるだろう。

わがままで気の強い母にそっくりなパグの赤ちゃんは、これから性格まで母に似そうで・・・先が思いやられますう。どうか良い子に育ってください。

「おお、こわっ!」
私も強く寛大な飼い主にならねば、えい、えい、O〜!!

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