ありえないことは、決してありえなくないのだ。
今日の訃報はショックの度合いが超えていた。
何の予感もなかったし、夢も観なかった。
多分ご本人もあれこれ考える間がなかったのだと思う。先週のクラスではとてもお元気だったということだから・・・。
そして、今もまだ信じられない。
老人が天寿を全うするのとは違い、まだ若い先生が突然居なくなった。
いつでも戻れると思っていたのに、もう私のホームがなくなってしまった。あの授業が受けられない。
私はKevinのクラスに属したことで、自分の人生が大きく変わったと思っている。
その授業から得ることよりも、先生を慕って集まって来た生徒たちと出会ったことで私の人生はとても豊かな物になった。
Kevinとの出会いは、アメリカから帰国してから何らかの形で英語を勉強を続けていた私にとって、なかなか見つからない自分が求めていたクラスを与えてくれたことにある。
私はよくあるロールプレーなどをする英会話教室が嫌で、授業そのものを英語で受けられるようなクラスを探していたところに、Kevinの映画のクラスと出会った。
映画を観ながら原書を読みながら英語で会話するクラスで、盛りだくさんで内容が濃く、生徒次第で深くも面白くもなった。
一昨年急死したF子さんも同じクラスの友人だった。
私は母の介護が入りここ暫くはお休みしていたのだが、そろそろ復帰しようと思っていた矢先の出来事だった。
「私が戻るまでクラスを続けていてくださいよ〜」とお伝えした時。
「もちろんだよ、待っているよ」とお返事をくださった。
その先生が亡くなった?
まだ、病死という以外の詳細が分からないが、嘘だと信じたい。
私の中では明らかに生きているのだから。
数日後にその現実を突きつけられることになるはずだが、それまで色々考えてみよう。
これは、私にとってとても大事なことなのだから・・・
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