2014年2月17日月曜日

『炭水化物が人類を滅ぼす』 〜糖質制限からみた生命の科学 夏井睦

炭水化物ってそんなにいけないの?

思い当たることがあり過ぎて、ちょっと困った。


以前から言われていることではあったが、この本を読んで、自分と炭水化物の関係を考えると、やはり少し見直さないといけないかも・・・と思った。

私はあまり本を鵜呑みにする方ではないが、妙に納得出来る本に出会うと・・・

まず、私は炭水化物が大好きだ。

甘い物はそんなに好きではないからお菓子やデザートはあまり食べないのだが、ご飯、パン、うどん、パスタ、蕎麦・・・とにかく、いわゆる昔から主食と呼ばれているその辺の物は、胃腸の弱い私が安心して消化でき、受け入れられる物だったので食べる習慣がついてしまっていた。

私は甘党ではないと思っていたのだが、実は砂糖の甘さを食べなかっただけで、炭水化物で十分に糖分をとっていたのだった。

自分が育った環境も大いに影響していたと思う。
父は大食漢、大食いで、お正月などはお餅を13個も平気で食べる人だった。子供の頃のあの時代は満腹にできることがとても幸せなことだったので、我が家は食べるのが大好きでおかずもよく食べるが、とにかくみんな大食漢の幸せな家族だった。

しかし若い頃によく食べるのに鉄欠乏性貧血だったのも、ご飯やうどんの食べ過ぎでタンパク質が足りなかったことなども原因だったのだと妙に納得できることがある。

最近食生活を見直して、ご飯は小さめの茶碗にかるく8分目になったし、朝のパンもトースト半分といった具合に変わった。
けれど一人のお昼の時などはラーメンやおうどんを普通に一人前食べるのだが、食べ終わった直後に口内炎ができるようになったので、やはり良くないのだと思い始めていたところだった。これは炭水化物のとり過ぎからきているのだと感じて麺の量を減らして野菜を増やしたりしている。

夏井睦さんによると、ご飯一膳が角砂糖14個分に相当するのだそうだ。

ぎょぎょぎょ!!! そんなバカな!と思った。
だって角砂糖なんか甘くてそんなに食べられないよ〜と。

そう思いながら読み進んで行くと、結構思い当たることがあり・・・少し気をつけようと思い始める。
私は糖尿病ではないし、中性脂肪も大丈夫だ。しかし悪玉コレステロール値が異常に高く、しかも副作用がひどいので薬を受け付けず、何をしても下がらないので医者もお手上げ。

今までこの本で言うような糖質制限はしたことがないので、少しトライしてみようと思う。但し、完璧にはやらないで、一番ゆるい糖質制限でいかせてもらう。

動脈硬化が進んで心筋梗塞で死ぬのも嫌だが、好きな物を全く断つのも嫌だから。

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