人間の体は、本当に不思議で、全体が連動していてお互いにバランスをとっているものだ。だから一カ所崩れると次々と壊れて行く。
けれど、壊れたものをまた調整し、再生していくのも人間の体なのだと思う。
8月の初め頃から左下奥から二番目の歯が時々痛んでいた。
私は色々事情があって、福岡の歯科医に通っているのだが、結局 歯根部分にひびが入ってしまっていてその歯はもう死んでいるので、インプラントにすることになった。
M先生は、
「今まだ歯茎が元気なうちにやっておくのは長い目で見ればむしろラッキーと思って、頑張りましょう。私は8000以上の症例をやっていて、全部うまく行っているから大丈夫ですよ」とおっしゃったので、準備にかかりまず抜歯が行われた。
後は3月まで土台が整うのを待つばかりだ。
当時、それと同時進行するように眼の方では『硝子体黄斑牽引症候群』という病名を貰うことになり、更にそれが進行して『黄斑円孔』に変わり手術をすることになった。
この頃には歯の方もすでに抜歯が済み、歯根部を回復させてインプラントのための土台を作る期間に入っていたので、仮のブリッジのような部分入れ歯で保護されていた。
入院中、目だけでも大変なのに、入れ歯の具合はあまり良くなく、つけているとうっとおしくて調子が悪くなるので、食事のとき以外ははずしていた。歯茎も柔らかかった部分が少しずつ再生されて来ていた。
退院してうつ伏せ期間が終わったものの、まだ視力は戻らないし本調子ではないとき、どうもブリッジの金具がかけてある奥から3本目の歯がざらざらしているような感じがして、舌でさわると違和感があるようになった。
この歯は治療済みでセラミックをかぶせてあったのだが、噛むとなにか奇妙な感じがするので、鏡で覗いたら縦にひびが入っていた。
慌てて歯医者に電話し、自分がまだ手術後間もなく、とても飛行機に乗って行けるような状態ではない旨を伝え助言を得たその夜、何とパカンと歯が割れてしまった!
やれやれ、一難去ってまた一難、2週間のうつ伏せでかなりストレスがかかったのだろうか?確かに歯を食いしばって踏ん張っていたような気はするが・・・。
噛み合わせがすっかりずれて、食事をすると舌の縁を噛んでしまって、出血が絶えずとにかく痛い!血豆ができているではないか。うまく噛めない上、噛むごとに舌を噛むのでうまく食事ができなくなってしまった。
飛行機に乗れないなどと言っていられず、直ぐに予約を取り、福岡まで行くことになった。このままではストレスで死んでしまう。
目だけでもやっとなのに、その上歯にまで来た!
まさに『泣きっ面に蜂』(まさに今の私の顔だ (>.<))
それとも、弱り目に祟り目??
まるで歯と目で追いかけっこをしているみたいだ。歯が二本に、目が二個・・・ハメハメハッ!
膝の痛みから始まった今年、そろそろ悪魔のサイクルから抜け出したいけど・・来年はどんな年になるのかな? 南の島の大王みたいに、自然体で、の〜〜んびり行こう。
♪ハメハメハッ ハメハメハッ ハメハメハメハメハ〜 アウ〜〜♪♪
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