2021年10月2日土曜日

『ハコヅメ たたかう!交番女子』2021年夏のお気に入りドラマ〜笑いが止まらない

 この夏のドラマはオリンピックやコロナでお休みが多かったりして何だかドタバタしていた。面白いと思っていても中断すると、まあいいか!とその先が対して気にならなくなった。

ドラマを観て笑うツボは色々ある。

微笑んだり、ニヤケたり、大声を出したり・・・この番組は毎回ぷーっと吹き出した。そして体の中からわき出てくる笑いがなかなか止まらず、一人でいるのに声を出して肩を上下させてクックックっく・・笑いつづけた。


私は外国のコメディーを観ても笑うツボが違うと感じてあまり可笑しく思わない。わざと笑わせようとすると白けるし・・・でも時々思わずクスッと笑ってしまう作品は好きだ。本当に自然に笑いを誘ってくれるからだ。

暗い話題の多かった日々に、この作品の笑いは何とも爽やかで気持ちよかった。永野芽郁ちゃんの天然が私には心地よく、すごい女優さんなのだと思った。本物のコメディエンヌ?何回気持ちよく笑わせていただいたか・・・

藤さん(戸田恵梨香)がクソ真面目に交わし、川合さん(永野芽郁)がまた大真面目で返す、大真面目なのに面白い。脚本が良いのだろうか? そのやりとりがあまりにも自然で・・・そこに源さん(三浦翔平)と山田くん(山田裕貴)が絡んでくると私の血行が良くなって可笑しくて熱ってきた。疲れが吹っ飛んで、とても素敵な世界だった。三浦翔平さんはハンサムなのにその武器は使わず、ちょっと崩れた三枚目役がうまくて、昔からうまいなあと思っていた。憎めないワルとか可愛いのにずるい小物チンピラとか・・・

内容は交番の話なので、毎回身近な社会問題を含んだ結構シリアスなもので、しかも背後にある全体を通した謎めいたストーリーでうまく惹きつけられ、そこに役者さん達のうまさが加わって、観ている人たちを飽きさせずに温かく包んでしまう。

伊賀崎さん(ムロツヨシ)が交番内で、まるで奥さんと娘と仕事しているようないい雰囲気が漂っていて、以前の番組のキャラが邪魔をせずに溶け込んでいて・・・とても不思議な一体感があった。


こんな季節は不愉快にならずに爽やかに過ごせるドラマは貴重だった。

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