2024年5月2日木曜日

京都の原谷苑などと吉野の桜の変な旅 〜添乗員さんが上の空なんでぇ・・



2024年4月3日から5日の2泊3日で、kzの友人のT夫妻と共にクラブツーリズムのツアーに参加してきた。 今年の桜は遅かったので早過ぎて見れないかと心配したけれど、運よくなかなか素敵な桜を見ることができた・・・がこんな添乗員さんもいるのだ〜と拍子抜けした少々冴えない旅でもあった。


私たち夫婦はほとんどツアーに参加したことがない。ハワイの船旅と東北旅行だけT夫妻とご一緒したツアーだった。いつも日程からホテル、交通手段まで全て私が手配するので、添乗員さんがいてなんでも世話していただけるツアーはとても楽で、これもそれなりにいいものだと思ったりした。しかし、これはいい添乗員さんと組めたら、の話だ。

彼女がそんなに悪いわけではない。基本的なことはそつなくこなしていた。強いて言えば配慮が足りないのと、うっかりミスが多かっただけの話だ。ただ彼女のやる気のなさがなんとなくツアー参加の人々にも少々不快に思わざるとえない雰囲気を醸し出していた。

彼女の仕事の中にガイドは含まれていなかったのかもしれないが、近くを通ったポイントになる場所があったら一言「ここは何々です」くらいは言っても良いのではとみんな感じていた。

一番のミスは初日に酔うのでバスは前の席にとお願いしておいた方が、添乗員が忘れてしまったのか、最終日に後方の座席になってしまっていたことだった。座る前に気づいて直してあったのならまだよかったのだが、もう座席についてしまってから「酔うので・・」と変更してもらった一件があった。快く変えてくださったのだが、後ろにいた私の耳には「私だって酔うから薬飲んでいるのに〜でも具合悪くなっちゃったら気の毒だわね。」と移動しながらこぼしていたのが聞こえてきた。グループでの参加だったので複数の人が移動してきたので、ちょっとした事件だった。

替えてもらった人も替えてくれた人もどちらも心に引っかかりが残った。ツアーの雰囲気が悪くなり、気をつけないとこんなことで旅は台無しになる。まあ、私は大した被害は受けてないので綺麗な桜を堪能してきただけで十分だ。



東寺のライトアップされた夜桜はイルミネーションみたいでとても美しかったが、桜と光のコラボとでも言おうか・・・でも桜さんの迷惑そうな声が聞こえてきたような気がした。照明で浮かび上がり注目されて喜んでいたのかもしれないし、こんな光私にあてないでよ〜と悲鳴をあげていたのかもしれない。



大原野神社の3日限りで散ってしまう枝垂れの千眼桜はしっとりした気持ちになったし、2日目の開苑前の原谷苑の桜は本当に素敵だった。苑そのものをぶらぶらしているだけでも気持ちよかった。

仁和寺の御室桜はまだだったので、これが開いたら素敵だろうな、見てみたかっらな、と思いました。

吉野は人、人、人・・で初詣みたいだった。日本人は桜が好きなのだな、と思いつつ、私はどうも淡白だと自覚した。寂しいことに、物事に執着なし。

嵐山で食べたみたらし団子は美味!なり。

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