2012年9月9日日曜日

O型一族 〜A型嫁一人 

私は全員O型のファミリーに嫁いだA型の長男の嫁だ。
血液型を信じるわけではないけれど、両親、夫、妹二人、弟、全員O型だ。

そして、もっと枠を広げると、下の妹のダンナさんも弟のお嫁さんもO型なので一族17人中12人がOで、残りの5人がA、つまり上の妹のダンナさんと娘、私と家の子供たち二人だ。
この中に居ると、血液型ってあるのかも・・・とつい思ってしまう。

金曜日から、軽井沢へ行っていた。
サンパウロから一時帰国中の下の妹の歓送迎会で、姑、妹二人、嫁二人の計5人の女子会。こういう組み合わせで何処かへ泊まりがけで行ったのは嫁いで35年以上になるが初めてだった。

姑の提案で日時を決定するまでは全て彼女が仕切っていたのだが、気が付くと切符を取ったり、お弁当を手配したり、道順を考えて待ち合わせの時間を決めたり・・・全部自分がやっていた。
長男の嫁ということもあるのだが、みんなが譲り合う傾向にあって自分で決めようとしないので、このままバラバラやっていたら、何も決まらず絶対何か起きてもっと厄介なことになると思いいつの間にか全部やっていた。

もちろん、何もかもスムーズに行き、OK! 楽しく終わった。

しかし、気が付くとホテルに着いてからも、何かを決めたり、部屋を出る時に鍵を持ったり、お食事中のお料理の説明をするのにおしゃべりの切れ間がなく困っている係の方を見かねてみんなを黙らせたり、帰りの車の手配をしたり、みんなが譲り合っていつまでも決めかねているお部屋の眠る場所を決めたり、忘れ物がないか最後のチェックをしたり・・・

「お姉さん、委員長タイプでしょう」と言われ、
「そういえば、いつもクラス委員してたわ〜」とみんなで大笑い。

みんなおっとりしていて善い人ばかりだし、あのまま成行き任せにしていても指定の新幹線に乗り遅れる程度のことしか起きないだろうが、、、A型長男の嫁の試練はまだまだ続きそうだ。

というか、このファミリーでの私の役割って『この大ざっぱさの中に潤滑油としてちょっと細やかな配慮をすること、何だか分からないけれど、お姉さんに任せておけば安心、全部うまく行く〜』みたいな信頼感なのかもしれない、とふっと思ったりした。

でも、問題は自分も性格的には全部やってもらってのんびりしていたいタイプだってこと・・・何でもやってくれる父の後を安心していつもくっついていた。これではもう一生どこへ行ってもお姫様気分でのんびりできないってことだろうか? 
ああ、『リーガル・ハイ』の里見浩太朗さんみたいな執事が欲しい!

それにしても、やはり血液型ってあるのかも? あるいは単なる性格??
O型パワーはすごい!! 
なかなか意義深い旅であった。



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