2014年7月14日月曜日

やさしく読めるスペイン語の昔話 by 松下直弘

お友だちに薦められて読んだが、とても面白かった。



スペイン語を始めて15年ほどになるが、これくらいの本だとわりと楽に読めるようになったのが嬉しかった。










スペイン語のとなりのページに日本語の対訳がついているので、分からない時はそれをチェックできる。
けれど、下の方に単語の意味等も出ているので、まずそちらを辞書代わりに使った方が勉強になるだろう。



整骨院の待ち時間だけで読んだので、結構時間がかかってしまったが、エピソードや注釈が面白いので、muy bien! だった。

昔話はその国の価値観や個性が出ていて、とても興味深い。
物事の受け取り方や、対処の仕方が面白いのだ。

けれど、やはり全世界共通した後の世代に伝えたいことがあるのだと思った。

"La vanidad del murciélago" (コウモリの思い上がり)という、メキシコ南部オアハカの話が痛快だった。
というもの、最近こういう思い上がった人物に散々なめにあわされたせいである。
創造主がこちらにも現れてくださらないものだろうか。

こうもりが何故夜行性なのか?  いや、痛快、痛快!!

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