2019年2月19日火曜日

紅茶メモ④ 〜チャイ・パリジャンとコロンビアン・ブレックファスート・チャイ

先日久しぶりに銀座へ行ったので、松屋通りのマリアージュ・フレールへ行ってみた。
いつもは銀座の本店でお茶して、軽食して、紅茶を買ってくるのだが、今回は今までの本店の店長さんが松屋通りに行っているということを吉祥寺のお店でお聞きしたので、足を伸ばしてみた。

店長さんと紅茶のお話をするのが楽しみになっていた私はここのところご無沙汰だったのでちょと寂しかった。

主人と二人で行ったガラス張りの明るい店内はパリにいるようでとても素敵だった。お洒落な別世界だ。

懐かしい店長さんと少しお話をして軽食の席に着いたのだが、その時、いつもと少し違うお茶を試してみません?と言われ、お勧めに従った。彼は今そのお茶に凝って毎朝飲んでいるということだった。

まろやかな茶葉に胡椒がピリッと効いているチャイ・パリジャンと深みがあるけれどさっぱりしたお茶にコーヒーのフレーバーが混じったコロンビアン・ブレックファスト・チャイの二つだった。

一応主人がコロンビアで私が胡椒のパリジャンを頼み二人でどちらも試してみた。
そしてハマった!!!

食事の直後は私はパリジャンの茶葉のフレーバーが丸みがあって甘いのがフレーバーティのようで気になるのと味のインパクトが強すぎてそんなに好きではないと思ったのだが、なんのなんのこれはお食事と一緒でも美味しいし、中に入っているクローブやシナモン、オレンジピール?等のスパイスがたまらないコンビネーションを醸し出していて中に密かなエネルギーを感じじわじわと湧き上がってくる。一度飲んだら絶対に忘れられない味と香り。

コロンビアンの方はそれほどきつくないので、お食事とはぴったりで、出しゃばらずなんとなく品があって私としては当日はこちらの方が気に入っていた。
これもなかなか魅力的な香りと味で、後を引く。

当日は、いつものようにヌルボングやクイーンビクトリア等のダージリン系のお茶を買って帰宅したのだが・・・店で飲んだ二つのお茶がいつまでも口と記憶の中に残り忘れられなくなった。こういうのを媚薬というのだろうか?
味覚の記憶にしっかり残ってしまい又飲みたくなる・・・絶対に!

ほんの数日後、なんと主人は吉祥寺のマリアージュ・フレールへ行ってそれらを仕入れてきたのだ。今回は缶入りしかないし、定番のお茶ではないのでこれからもいつも手に入るのかは疑問だが、この時同時に出ていた3種類のお茶を含めて買ってきた。しかもパリジャンは2缶!
この人のやることはいつも大胆なのだ。

もう一つは青茶だった。これはインクを飲んでいるみたいで私にはどうも落ち着かない。

いつも忘れられないお茶を提供してくださる店長さんに心より感謝したい。
そして紅茶の力はとても偉大だ!

今日も紅茶婆さんの私はチャイ・パリジャンを心ゆくまで楽しんでいる。

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