2023年6月11日日曜日

紅茶メモ⑤  〜ダージリンオートクチュール、ディライトとディヴァインそしてカリスマ

 紅茶メモの五回目です。

コロナ禍でずっと通販で紅茶を仕入れていたが、久しぶり銀座に行ったので、松屋通りのマリアージュ・フレールに寄った。前回の紅茶メモは2019年の2月に書いていたので大分間が開いたが、もちろんその間にも二回くらい行って美味しい紅茶を買っている。その時のお茶についてはまた改めて。

この日は残念ながら店長さん不在でスタッフの方と色々お話ししてきた。

丁度私のお気に入りのダージリンのオートクチュールがたくさん入っていた。このようなことはとても珍しいということで、クンクンわんこのように鼻を利かせて香りを記憶に留めてきたが、その中でディライトとディヴァインとカリスマを買ってきた。


オートクチュールはこれが紅茶の値段??!!とびっくりするほど高価なので私にとってはある種覚悟が必要なのだ。5種類くらいあったが、更にもう一つ別格のマーガレッツホープのスペシャルがあったのだが、なんと100gが3万円を超していると言われて腰を抜かしそうになった。そんな高価なお茶が存在しているとは。どんなお味なのか興味津々で飲んでみたいけれど・・・流石にその勇気はない。店長さんが不在で良かったのかも(💦)

ディライトとディヴァインは完全に香りに魅せられた。デイライトはいい感じに太陽の陽を浴びたような複雑で素敵な香りの茶葉で、ちょっとオレンジのようなフルーティーな爽やかさと品がプラスされている。お茶を入れるとそのままのお味で高貴さがある。どちらかというと明るい女性的な優しさがあってマイルド。こんな女性になりたいものです。ディヴァインの方はちょっと男性的ででもさっぱりしているのに厚みがある。とてもピュアな重厚感を感じ、こんな男性がいたら素敵かもしれない。

どちらも香り高くそれを壊すような癖がなく、とてもダージリンらしいのに爽やかなフレーバーに包まれる印象だ。 カリスマは以前にも購入している。5種類ある中で無意識に又選んだということはやはり好みなのだろう。これもでしゃばらずにひたすら一つひとつの茶葉がお互いに寄り添って良い調和を作っている。センスの良い高貴なお茶なので飲んだだけで幸せになる。こんな人がいたら友だちにほしい。

この日は私のお気に入りのブルームフィールドもあったのでそれも買ってきた。このお茶は輝きがあって暖かくて自由で本当に好きなのだ。手に入る時に買っておきましょう。1〜2年に一度しか行かないのだから大好きな紅茶で贅沢をし、気分も晴れる!この歳になるとほしいものが段々無くなるので珍しい一品ということで。

一杯の紅茶で私は疲れが取れ、限りなく幸せになるのです。紅茶婆さんでした。

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