2023年10月4日水曜日

朝のウォーキング、頑張り過ぎたか?! 〜脚の外側に違和感

1年以上続けたウォーキングの成果を書いたばかりだったのですが、そのブログから間もなく、微かに左脚の外側に沿って骨盤の付け根あたりから膝を通ってふくらはぎから足先までのラインに違和感が生じ始めました。

ふくらはぎの外側がはっていたり、太腿が痛くなったり、逆に歩き始めると痛みがとれたり・・日によって症状が違うので「疲れかな?」とか「あまりにも暑い日が続いたものね」などと思いながら朝のコンディションに応じて調整していました。 距離を短くしたり、速さをゆっくりにしたり、痛みに耐えかねて途中で引き返したり・・・しかし、9月半ばのある朝!


いきなり起き掛けに激痛が!!!

ベッドから起き上がってトイレに行こうと一歩踏み出した途端、左のお尻の部分のお肉が裂けたような痛みが走り、お尻から脚の外側を足先までビリッときて、そのまま動けなくなってしまいました。左脚が上がりません。力をかけることができません。痛い部分をあるだけの力を振り絞って掴んで揉みながら一歩踏み出そうとしましたが、貧血を起こしそうなほどの痛みで、一歩も動けません。

以前ぎっくり背中をやったことがありましたが、その痛みに似ています。

その日から朝の激痛が4日ほど続きました。すぐにお風呂に飛び込んでマッサージを繰り返し、どうにか動けるようになりました。朝のひどい痛みは体が動くようになるとどうにか家の中を移動できるようになり、一日過ごすことができました。

ネットや色々な本を読むと痛みの感じはまるで坐骨神経痛みたいでしたが、最終的に全てのことをシンプルに整理していくと「ランナー膝」に違いないという結論に辿り着きました。これは腸けい靭帯炎という膝の外側が痛くなるランナーがよく発症する炎症です。

私はランナーではありませんが、ウォーキングの初心者で72歳、一年以上続けたとはいえ、その前は長年鍛えてなかったので筋肉が弱く、休みない毎日のウォーキングの体への負担はランナーに負けないほど過酷だったようです。暑い夏の日々に4kmの土のでこぼこの歩道を毎日歩いたのですから。しかもっ少しずつ負荷を増やしていました。

反省! もう若くはありません(スポーツは大好きなのでついこれを忘れてしまいます)。ブランクが長かったのだから、初めからやり直し。筋肉を傷めてしまっては最悪です。

痛みがとれて、歩いてもぶり返さなくなったら、距離やペースを再検討します。そして何よりも歩き方を見直し自分に一番合った組み合わせで再挑戦します。

友だちに勧められて読んだ、巽一郎先生の『100年足腰』と『100年膝』がとても役に立ちました。ここに正しい筋肉をつける体操の仕方のヒントがたくさんありました。この医師は人工膝関節手術のスーパードクターですが、手術する前に自力で歩けるように指導してくださり、その予防でたくさんの人々が切らずに済んでいます。

自分の体の一部の痛みは信号。その声を聞き、早めに対処してあげること。どうも無理をしてしまう自分に大いに反省する日々でした。

そういえばこの先生は、グラウンディング(アーシング)の推奨者でした。本の中で薦めてくださっていてびっくりしました。大変体に良いようです。

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