2011年9月24日土曜日

東寺の帝釈天さま

東京国立博物館でやっている『空海と密教美術展』に行って来た。

京都を訪れると必ず会いに行きたくなる、東寺の『帝釈天』さまを近くで観れるということなので、この機会を逃してなるものか!と25日で終了するぎりぎりの今日23日に友人のKさんと行った。
上野はすごい人出で、まるでお花見の時みたいだった。

東寺へ行っても、仏像様たちの前で飽きるまで眺めているだけで、意味も何も分かっていない私であるけれど、ただその前にいると自分がすーっと浄化されていくような気がするので、それを感じたくて行くのだろう。

数ある仏像の中でも、この帝釈天と広隆寺の聖徳太子の16歳像が大好きで、前者には「お会いしに来ました」、後者には「元気だった?会いに来たよ」と声をかけます。

ところで今回の展示は素晴らしく、身が引き締まったすきのないお姿にうっとり。梵天の4羽のガチョウ、帝釈天の象さんもじっくり観てきました。

東寺の埃にうもれたような隅っこで控えめに座っているお姿がライトアップされると、こんなに凛々しくて素敵なのかと改めてその男前にため息でした。

あれ? 空海は?
空海の文字は勢いがあってしっかりしていて、多分あの文字を書く人そのものなのでしょう。
もう少し仏教についても、空海についても勉強が必要じゃワイ!

と思いつつ、素朴に素直に、好きなだけでいいじゃん!なんて思っています。

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