2011年9月26日月曜日

工夫が必要

台風の真っ只中に家を出て、真夜中に羽田から夫はLAに出張した。

今回は、休日返上で日本の連休中のお仕事なので、明日の早朝にはもう帰国だ。
正味5日間のアメリカ行き。

私はこの5日間をどうしてもしなければいけないことと、したいことだけをして過ごすことにした。
結構邪魔が入って、私の時間に色々なものが侵入してきたが、良い実験になった。

まず、1日目:これはリズムを崩すわけに行かないので、オババの所へ行った。家に戻ってからの夕飯の仕度の手間がないので、つまり私は何でも残り物を食べれば良いので、暗くなるまで付き合って帰宅した。
夜は、溜まっていたビデオを心行くまで観て、ボーっと過ごした。おおいに疲れが取れた。

2日目は:友人のKさんと上野の空海展で帝釈天さまにお会いして、Kさんと存分におしゃべりして戻って来た。夕飯は三鷹のえきなかであんかけチャーハンを買ってきてインスタントのスープで誤魔化した。

夜、スペイン語のガルシア・マルケスをやっつけないといけないので、"En este pueblo no hay ladrones " のプレゼンの準備をした。

11時過ぎには、夫がいると観れないので、ビデオで楽しんでいた『ジウ』の最終回を on time でごろごろしながら存分に集中して観る事ができた。面白かった!
あの井崎さん役の黒木メイサは、若かりし頃の私の憧れの像だ。強くて、男みたいで格好良くて・・・自分もああいうすごいやつになりたいと心底思っていた。多部未華子ちゃんも、鹿男の時からファンだから、面白い組み合わせで、大いに楽しんだ。

その後、もう少し
G・マルケス

3日目は:友だちのKbさんと吉祥寺でランチの待ち合わせ。毎週Kevinのクラスで会っていたのが、これからできないのと、Timeの勉強会のプリントを受け取るためだ。これは前述の通り。
夕飯は、アトレで海南食堂のチキンライスのお弁当を買ってきた。これ、シンガポールの味に近いのか娘がこのようなものを食べているのでは?と時々買ってくる。そして、結構好きで、ジャスミンライスが懐かしいようなお味。でも、ちょっと食べたところで息子から電話でつかまったっけ。

夜は杏さんの、イタリア、フィレンツェへ前世の自分との関わりを見つけに行く『フィレンツェ・ラビリンス』というイタリアの彫刻家デジデリオを求めて旅をする面白い作品を観た。
その後は、プレゼンの準備、夜中の2時ごろまでやっていたかな?

4日目は: これを逃すと美容院へいける日がないので、3時から予約。5:30からは兄夫婦とオババと4人でお食事だった。Kzさんがお食事会に参加できるのはまだまだ先だったので、留守の間に一度つないでおこう、ということで、吉祥寺の葡萄屋で焼肉。

オババは、「この人が一番好き」と子供みたいに兄を指差し、一番優しい、一番たくさん来てくれる~~とまあ、誉めっぱなし。
「おいおい、一番行っているのはこの私なんだよ」と言っても知らん顔。
私は透明人間だあ~

久しぶりにみんなで好き放題言いたいことを言って、楽しく過ごせ、義姉と私はオババに同じようなストレスをかかえていることを認識。
夜は、調度予約しておいた漫画『ピアノの森』が遅ればせながらやっと発売になったので、それをゆっくり読み、少しスペイン語。

そして、final day の今日5日目は、スペイン語で発表できるように、下準備。日本語だって難しいのにさ。それから掃除。明日の早朝にKzさん帰るから家をきれいにしておかないと・・・
これからアイロン掛けに・・・etc 生活を戻す準備。

気がついたのは、一度もまともな夕飯を作らなかったこと。
残り物をつっついたり、お弁当を買ってきたりしたら、過ぎてしまった。
今日まで一度も掃除をしなかったこと。
気がついたらダイニングのテーブルは本と原稿の山!

そして、家事をしないとかなりな時間が捻出できる、と実感。
Kzさんがいないと散らかす人がいないから、掃除がとても楽であること。食事もワンプレートで済んでしまうので、まじ楽。しかし、あまり長く続くと無精のせいで、病気になるかも。

家事を削るには、かなりな工夫が必要で、民主党ではないが大きな見直しが必要と結論が出た。
家の中はきれいでいたい。美味しいものを作って食べさせてあげたい。
オババをかかえ、勉強もしたいけれど、家の基本はkeepしたい。そういう私には一工夫が必要だ。

とても楽しい日々だった。
何年ぶりかの休暇みたいな気がした。身体が疲れてしまっていて、そういう行動がとれなかったが、外出したというだけでも、今の私には奇跡に近い。もっと外に向かい、元気を取り戻そう。
不満を持たずに、工夫して・・・

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