2021年5月6日木曜日

手首の骨折⑤から3ヶ月、腱の移行手術から2ヶ月後の経過

 前の4つのブログの続きです。

2月8日に軽井沢の凍った坂道で転倒し、右手首の複雑骨折をしてチタンのプレートと何本ものボルトで繋いだ手術をし、2週間後の抜糸の前に、そのボルトが繰り返しあたって親指の腱が切れてしまったため3月8日に腱の移行手術をし、それから2ヶ月が経ちました。最初の骨折から3ヶ月、経過はどんなでしょう?

ちょっと書き留めておきたいと思います。


現在は週一でリハビリに通っています。リハビリをした後は動かされたので結構な痛みが戻ってきて、でもその後楽になるパターンが続いています。1.5ヶ月検診では、担当の先生がもう装具を外して色々動かして日常生活で慣らしていきなさいと言われた。手首は骨折の時からになるので一度固定を外されたのだが、2度目の手術で再び固定されてしまったので、大分硬くなっている。毎日頑張って動かしているけれど、なかなか曲がらない。

最近やっと両手でまともに顔を洗えるようになり、包丁も握れるようになり、スムーズには動かないが色々なことは時間がかかるができるようになった。化粧品はうまく塗れないし、右手でメークも難しい。

主人にやってもらった食事の準備も夕飯は自分でできるようになった。朝は手がよく動かないので時間がやたらとかかるのと、主人にこだわりがあるので続けて作ってもらっている。頼りないが箸を使えるようになった。これはとても嬉しい進歩だ。

右手を使えるようになると、どうしてもあんなに頑張っていたのに・・と思うが、細かいことは右手に戻ってしまう。いかにもどかしかったかよくわかる。やはり右手を使えるのは世界が違う。それだけで至福の喜びに浸れる。文字はいかにも頼りないがどうにか判読できる文字が書けるようになった。

お皿を洗えるようになったし、掃除もまあまあ・・、力仕事や手をひねらねばならないようなことはまだ痛くてできない。ペットボトルやジャムの蓋を開けたり、缶詰、細いコップの洗浄などは泣きたくなる。骨折で痛めている部分が結構広範囲であり、今回手術でつなげた部分だけの問題ではないのだと思う。色々な箇所が動かす角度によってだいぶ痛む。

腱の手術箇所はまだ腫れているし触れると痛い。いつまで痛むのかしらと時々我慢しがたくなるが実際できることが増えているのだから我慢だ。

しかし手術跡はもうすでにかなり消えかかっている。流石小さい傷の先生でマイクロサージャリーとか言うらしく、傷跡がほとんど残らない。手首の骨折の方は再手術してボルトを抜くかどうかは半年後くらいに相談になっている。本来はチタンは体内に残しておいても問題ないらしいし、最近ではほとんど再手術をして抜き取ることはしないらしいが、もし再び腱が触れて切れてしまうような可能性があるとしたら取り除いた方が良いかもしれないと言うことだ。

東京の最先端の病院と地方の病院では、やはり色々と格差があると言うことなのだろうか?そうは思いたくないが、現実だろうか?私の場合は、起きてしまったことだし。他に選択肢がなかったのでただ受け入れるのみだ。

誰からも言われるが、「頭を打たなくてよかった」「気長に治してください」を受け止めて頑張ろうと思う。

友人の友人が同じような状況で頭を打って亡くなったと聞いたし、軽井沢で入院中にやはり転倒して頭を打って気を失って倒れているところを見つけられた脳挫傷の人が入ってきたが、記憶が無くなっていて同じことしか言わない状態が続いていた。彼女はどうなっただろうか?

転んだだけで人生が変わってしまう。気をつけましょう。その後

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