2022年10月25日火曜日

『癒す心、治る力』自発的治癒とは何か by アンドルー・ワイル

私のバイブル、フルフォード博士の『いのちの輝き』と関係深い自然治癒力を知るための本である。健康や医療に対しての自分のスタンスをよりはっきりさせてくれた本なので記録しておこうと思う。1995年に日本でも発行されたが、その後文庫化され今でも多くの人々に読まれている。


ワイル博士は『いのちの輝き』の序文も書いておられる。私がフルフォード博士から得た衝撃や価値観はほぼ博士の主張と共通しているので大変読みやすかった。現在80歳でまだ活躍されているようだ。

この本が出てからすでに30年近くも経とうとしているのだが生き方の基本姿勢は変わらない。人間は自分の中に治す力が備わっているということ。その治癒力を無くさないためにも日常の努力が必要であること。けれどなんらかの疾病に罹ってしまった時はその治癒力を信じてできるだけ自力で、けれど病気の種類によっては現代医学の力を借りて適切に対処することだ。

その時の基準は症状をしっかり観察すること、症状はシグナルなのだから。治癒した経験者の情報を集め、信頼できる医師や医療従事者に相談し助言をもらい、自力でできることと医学の力が必要なこととを判断すること。そして自分の意志で選ぶこと。

過敏体質の私は症状を大切にしている。症状は私に危険を教えてくれていると思っている。症状は悪いものを外に出そうとしているのだから。湿疹、熱、嘔吐、痛み、涙、息切れ・・・・薬はそれらを閉じ込めようとする方向にも働くのだから、見極めるまでは注意が必要だ。

呼吸、感情のコントロール、スイッチの瞬間を逃さないこと、信念を持つこと、良き食材を食べること、自律神経系を整えること、有害物質を取り除く、ストレスを溜めずに、精神状態を平静に保つこと、食べすぎない、歩くこと、とにかく歩くこと。ワイル博士のご推奨は1日45分を週5日行うこと。そしてリラックスすること。

8月初めから始めた早朝アーシング・ウォーキングは今もしっかり続いている。ちょうどこの本を読んでいた時にも歩くことの大切さを目にしたので、余計真面目に歩いている。およそ3〜4kmの土の道をアーシングシューズTABIを履いて6000〜7000歩、45〜55分くらいで歩いている。とても気持ちが良く、息切れもなく汗をかきながら歩き続けている。筋肉の疲れもなく一日エネルギーが満ち溢れてなんとも元気だ。以前はすぐに足が引き攣って筋肉痛や痙攣が起きて大変だった。この症状にはもしかするとアーシングが効いているのかもしれない。とにかく爽快!

先日血液検査をしてみたが、まだ大きな変化は出ていないが、中性脂肪や医師が心配していた難しいアルファベットの数値に良い変化が出ていると言っていたので、もう少し続けてみようと思う。ちょうど良い学習ができたので、自己治癒力を高める予防的な努力を楽しみながら続けようと思う。色々あってランニングは無理な私でも、歩くことは良いことだ!

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