2010年10月6日水曜日

ドリップコーヒー


長年使っていたドリップコーヒーのセットがくたびれてきた!

息子が帰って来る度に、「何でこんなみすぼらしいの使っているの?そんなに高くないでしょ?」
と質問するので、そろそろ換え時かな?と思っていた。
貧乏性の私としましては、使えるものを買い換えるのは罪悪感を持ってしまうのだ。
ケニアのマータイさんではないが、"Mottainai"! と。


先ず、ドリッパーを軽井沢用に買ったら、コーヒーがとても美味しい。

土地の水のせいかと思ったが、穴の大きさがまさに私が求めていたもので・・・今までの物は注いだお湯がドリッパーの中で留まっている時間が長過ぎ、澱んで出がらし状態になるのでいらいらしていた。
きりでドリッパーに穴を開けようかと何度も思ったものだ。

もう一つ、内側の斜めに下に向かう溝のようなラインが、お湯が渦巻きになって下降して行くように工夫してある。
これが意外と美味しさの秘訣につながっているのかもしれない。

折角美味しい豆を注文して買っているのに、何故かイマイチ報われなかった悲しさが解消した。

そこでkzさんがサーバーの蓋を溶かしたのを機に、ポット本体が壊れてないので迷っていたが、蓋が使えないのでは格好がつかないという理由で、新しいのを買うことにした。

軽井沢と同じハリオの陶器のドリッパーV60とそれ用のサーバー、それに加えて以前から欲しかったV60ドリップ用のステンレスのケトルも買ってしまった。
このケトルは小さな鉢植え植物用のジョウロみたいな細長い口をしているので、デザインがおしゃれなのだ。
だけど、意外とかさばるのが難点で迷っていた。

早速お豆を挽いていれた。
ぶくぶくふくれる、気持ちよく下に落ちていく・・・まさにドリップ!

お味は?
もちろん、¡buenisimo!
お・い・し・い!!
久しぶりの自由時間、こんな時はボサノバかな?
一杯のコーヒーで午後のひとときがはじけ、至福の時となった。

週末kzさんが出張から戻ったらいれてあげよう。

2 件のコメント:

  1. 珈琲のいのちは鼻腔から脳に達する香りと舌先をきわどく刺激する苦味、そして口の中を包みハートに伝わってく柔らかな温かさ。底面がデージーの花くらいに大きくなった渦巻きのリブが内面についたこの新しいドリッパーで入れる珈琲はとても柔らかくなったように感じる。苦味も安定したと思う。

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