初めて絵手紙を描きました:
母はお習字は好きでアクティビティに休まず参加しています。でも、絵は全く駄目で絵の具を見ただけで逃げ出します。でも、これ初作品にしては悪くないですよね? なかなか味があって、私好きです。
この日母は、筆と墨を見てすっかりお習字と勘違いして、うっかりテーブルについてしまいました。そこに私が到着したものですから、、、
「ソラちゃん、これ何?」
「絵手紙っていうのよ」
「えっ?!絵??? えらいこと始めちゃったわ、私帰るわ」と立ち上がる。
「まあまあ、そんなこと言わずに、一回だけ描いてみたら?お習字あんなに上手なんだから(本当は大したことない)、同じ筆を使ってちょっと絵を描いて、字も書くんだよ。楽しいかもよ〜」
と、手伝いながらやらせてみるが、本当にひどい。ものを観察するということが不可能に近いのだ。
おまけに
「私柿なんか大嫌いだし・・・」(ボケてもこれは覚えているのか!)
と文句たらたら。
先生に、「全く初めての参加で、絵を描くのも初めてなので宜しくお願いします。」と耳打ちして私がちょっと席をはずして隠れて眺めていたら、甘える相手がいないので、仕方なしに先生のご指導を得ている。この辺は子育てと同じだ。
それで出来上がったのが上の絵手紙。
柿が美味しそうで、結構いい感じ。オババやったね!
ここからが書きたかったことで:
文字を書く時に、
「なんて書いたらいいの?」と言うので、
「初めて書いたんだから、柿を初めて描きました、とでも書いてみたら?」といい加減なことを言うと、手抜きの冴えたるところで考えるのが面倒なのでその通りに書き始めた。
柿を、で手が止まり、
「ソラちゃん、はじめてってどんな字だったっけ〜?」と聞くので、
「ほら、初日の出とか、最初とか・・・衣偏書いて・・・」と言っているうちに、『始』を書き始めたのでそれでもいいか〜と思っていたら何と『好』と書いてしまったではないか!!
「お母さん、それ好きって字だよ」って言うと、
「あら、嫌だ、あたしゃ柿なんか大嫌いなのに・・どうしよう!!」と・・・先生と私、周りの人は大笑い、でも本人はパニック状態。
「こんな素敵な絵を描いたんだから、『好きになりました』にしちゃったら?」と言ったら、手抜きの極意!
「本当は好きじゃないんだけどね〜」と言いながら、出来上がりました。その辺は悩まないので大助かりの私。
先日この葉書を壁に貼ってあげたら、
「ソラちゃん、最近の柿は美味しくなったのね。この間食べたら美味しかった!」と言う。
「うん、本当に美味しいんだよ、私も大好き」
「これを書いたとき、私はこの頃の柿が美味しいとつくづく思って感激してこう書いたの」 ン?? あれ、まあ〜と思いながら、
「そうだったの?良かったね」と私はお腹の中でクスクス笑っていた。
認知症も悪いことばかりではないかも。
もっとも、何が真実か分からないところが問題だけど。。。

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