2023年1月18日水曜日

右手首の骨折⑨ 〜2年後右手薬指ばね指(腱鞘炎)腱鞘切開手術

 雪道での転倒による骨折がまさか2年先になっても後を引くことになろうとは・・・

2023/1/12 右手環指腱鞘切開手術。


2021年2月8日に軽井沢の凍った坂道にて転倒し、右手首にかなり複雑な骨折を負ったのでギブスではくっつかないということで、手術をした。

その手術の処置があまりよくなかったらしく抜糸する前に親指の腱が切れてしまった。つまり手術で使った何本ものボルトが腱に触れていたらしく擦れて切れてしまったのだ。

軽井沢ではできない手術だったので東京へ移って、3月に腱の移行手術を行った。親指をしっかり固定され、長い間炊事ができず、大変苦労した。それから一年後、2022/1/7ボルトを抜く手術と腱の動きが悪いので、短縮する手術を同時にした。

この後も、腱の移行手術をした時と同じくらい不自由な期間があり、痛みとの戦いが続き、これで解放されると思っていたが、ガングリオンや腱鞘炎や内出血など、色々あり、何よりも常に右手薬指が痛み、曲がらない、伸ばせない状態が続き、ステロイドの注射等何度か試みたが、結局再発してしまい、包丁を持てない使えない日々が何度か繰り返された。ステロイドは多用すると腱を弱めるのでとうとう腱鞘切開手術の運びとなった。

2023/1/12右手四回目の手術が行われた。手術は前の三回に比べると局所麻酔で時間も短く日帰りでできたので、ほっとしている。手術中に手を握ってみて、と言われ握ったが握れない時は焦ったけれど、別の箇所を切開したらスッとグーができた時は嬉しかった。今までずっとグーができなかったので、「あっ!動く!!」という瞬間はちょっと感動的だった。

感染症に注意して抜糸まで過ぎれば、あとは自分なりのリハビリで凌げるはずだ。湯船につけられないことと、炊事は手袋が必要、包丁を使いにくいが痛みがあることを認識できていれば工夫してどうにかやっていけるだろう。

まだ術後1週間なので傷口は痛いし、指の曲げ伸ばしはかなりしんどい。痛みに負けずに手を動かしなさいと言われている。このあと普通の手になってくれるだろうか?と今までの過程を思うと少々自信ないが、挫けずにやっていくしかなさそうだ。今月末くらいになれば先が見えると思う。まさか一回の骨折が2年も苦しむことになろうとは・・・同じ頃同じような骨折した知人はすっかり元気になりどんどん腕や手を使っているというのに。私はとことん運が悪いのか?

つくづく思うのだが、今までの人生を振り返って、私は痛いところがない時が本当にない。どこも痛まない日があったらそれだけですご〜〜く幸せだと思うのだ。今年はそんな日が多いといいな。


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