2010年12月6日月曜日

ワインと絨毯

オババの所へ、サイマの施療に行きました。オババは調子が悪いらしく、とても弱気です。1週間前にKzさんが行ったらたまたま留守で、もう一度やり直しです。
須坂のインターで降りるので、以前から気になっていた、小布施ワイナリー、つまり sogga wineを訪れてみようということになりました。二人でちょっこし観光をするのは何と久しぶりなことか! 私たちもこの夏の試練を越えて、少しだけ心の余裕が出てきたということでしょうか?

ここのワインは何年前だったか、軽井沢の星のリゾート経営のブレストンコートというホテルのレストラン、『ノーワンズレシピ』で仕事に行っているKzさんのせいで一人でお食事した時に、ソムリエさんから薦められて飲んだのが始まりです。そのときはピノノワールが美味しくて・・・国産ワインでこんなに美味しいものが飲めるとは・・・・と病み付きになりましたが、なんのなかなか手に入らず、ついに現地調達となりました。メルローも美味しかった。フランスのブルゴーニュに負けないくらいのワインを造っているのです。 この日は 、合計6本 :
お薦めのカベルネフラン2008 2本と、メルロー2008、 プライベートリザーブ2008、 スパークリング エクストラブリュット ブランドブラン 、それから非売品のピノノワール2007をゲットしてきました。
私がピノの本数が少なくてもうないと知ってすごく残念そうな顔をしたからでしょうか? 奥から特別に非売品を持ってきてくれました。 「やったー!」ピノノワール好きにはたまりません。
ニコニコ。
昨夜kzさんとカベルネフランを早速開けました。美味しい! お酒強くないのに、一本空けてしまいました。
賞を取ると直ぐに売れてしまうので、在庫がなくなってしまいます。  量産していないからすぐになくなってしまって大変なので、良いワインは賞に出さないのだと言っていました。 それでも、出したワインはのきなみに賞を取っています。良いものを出してしまったら、どうなるのでしょうか?外国から買いに来るかもしれません。

こうして、品質を維持して行くのでしょう。控えめで、謙虚で素敵です。この姿勢を知って、気持ちが和みました。


次は以前から目をつけていた、長野の中央通りにある、松葉屋家具店の絨毯を見にいきました。ギャッベの絨毯。Gabbeh (南ペルシャの遊牧民が手織りする絨毯です。染めも織りも全部手で、草や木を使って染めます。 色々な、心に浮かんだ風景や想いを絨毯に紡いで描くのだそうです。とても素朴な世界です。)

前回拝見させていただいた時より、枚数が俄然減っていて、目移りしないですみましたが、不思議と私たちの候補に挙がっていたものが、残っていました。 

このこげ茶色ベースのギャッベを買って来ました。予算はすごくオーバー!これから節約しなければ・・・お部屋に気持ちよく収まりました。
繊維に過敏な私も、これは皮膚がささくれることもなく、本当に優しいのです。本物はこの手で触ると直ぐに分かります。 渋いなあ~!

この松葉屋さんにも、ソガワインと共通する本物のピュアな空気が流れています。お店全体にのんびりしたいい時間の流れがあるのです。どちらも作り手のすばらしさでしょう。
良い一日でした。

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