2012年10月24日水曜日

お惣菜って高いんだ!

昨日は用事があって吉祥寺へ出た。
Kzさんがいないので、夜は何か買って帰ろうとアルテのなかをウロウロした。

お弁当は時々買うことはあるが、私はお惣菜というものをほとんど買ったことがない。
どうしてかというと、出来合いの物を使ったり、調理過程で手を抜くとKzさんがどうも美味しそうに食べてくれない。(実は自分もだ)
文句こそ言わないが、「今日は何か味がいつもと違うね」みたいなことをつぶやく。

出汁が変わっただけでも気が付く人だから、迂闊なことはできない。
色々面倒なので、原則何でも自分で作る。

アルテの中に『海南食堂』というシンガポール料理の店がある。レストランではなく、お弁当屋さんだ。娘がシンガポールに住んでいた頃、多分現地のものとはお味が違うとは思うが、何となく娘のことを考えながら、ここのチキンライスのお弁当を買ってきて食べたものだ。彼女は今はスイスだが、それでもこの味は好きで私はまだ時々食べたくなる。

何と言ってもジャスミンライスに惹かれたのだが、チキンも柔らかくてあっさりしていて何だか懐かしさを覚えた。三種類のソースの味も好きだ。

前世はやはりあの辺だったのだろうか?
それともインカか? 辛〜いサルサのソースを食べた時の懐かしさの衝撃はすごかった!

ところで、そこで珍しくチキンライスでもナシゴレンでもなく、シンガポールスタイルのチキンカレーを買った後、ちょっと横の店を見たら、大根の煮付けが美味しそう!
組み合わせが何?だが、Kzさんがいないのは最大の強みで、何でもござれ!雑食のソラさん思い切ってそれを買ってみた。

100gだと大根2〜3切れだっていうので、いくらなんでもと200g買った。
小さなパックに大根5〜6切れと人参、インゲン、お肉少々・・・でも計630円!
今買ったお弁当より高いぜ!

「そうか、外で買うお惣菜とはこういうものなのだ。」と納得した。
自分で同じ物を作ったら、冷蔵庫の中の残り物でお鍋一杯できそうだ。
それと同時に、お弁当とは合理的で芸術的に素晴らしいものなのだと自覚。

でも、夕方だったせいか、たくさんの人々がお惣菜を買っていた。みんなもったいないと思わないのかなあ?などとつまらないことを考えた。
お仕事持っていたら、割高でもとても助かるのだろうな。

Kzさんの帰宅時間に合わせて、『できたてを』と揚げ物を揚げている自分を考えてしまったが、自分も揚げたてを食べたいからいいや!
美味しい物を美味しく食べるのはとても大事なこと。

Kzさんの不在の間は、普段あまり考えないようなことに気が付いて面白い。
けれど、とても美味しそうに見えた大根は、ちょっと味が濃過ぎて、2切れで箸が止まった。そして、お茶をガブガブ飲んだ。

まだ社会勉強が足りない。

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