2011年3月2日水曜日

恐るべきNHK 受信料

母が東京のホームへ移ることになったので、諸々の手続きで明け暮れた。

ショートステイに入っている間に、水道は凍ったのと老朽化で破裂し止められ、しかも水道代32000円の請求が来た。交渉したが、免除なし。
ガスは何故か安全器が作動して止まってしまい、その理由が分からなかったので、ガスが点かない、ガスが点かない、どうしたのだろう??と、寒い家の中でストーブがつかず、暖房なしで牢屋みたいな深深と底冷えする部屋での作業を体験をさせられた。火が点いてからも、冷え切った家はなかなか暖まらず、実に辛かった。電気は無難に手続きができたが、最悪はNHKの受信料だった。

まず、解約の仕方をネットで探したが、これだけは電話で直接やる以外にないらしく、指定の番号に電話した。
まず1日目はお話中で全く通じなかった。まるでチケットを取っている時みたいだと思った。
翌日チケット並みにダイヤルし続け、やっとラインに乗った。通じたと喜んだのもつかの間、すぐに「只今混み合っているので、後でかけ直すか、このままお待ちください」とメッセージが流れた。
やっとつうじたのだから、このまま待つに決まっているじゃん、と待ったが、待てども待てども、退屈な同じメッセージの繰り返しで、頭に来て切ってしまった。

それから3日間、同じことに悩まされた。兄と交代で電話したが、オペレーターが出ることは無かった。

こうして、1週間後にやっと話しが通じるナマの人間の声を聴くことができた。
ところが「長野で一人暮らしのおばあちゃんが東京のホームに入るので、もうテレビは必要ありませんので、解約をお願いします」と言っても、おばあちゃんの確認、電話している私の確認、そして更にこれから引越しするホームの確認をして、その資料を基に更に全部確認し直してから、後日電話する、という失礼な返事が返ってきた。

ビックリ! まるで犯罪人みたいな気分になった。
これでは、一度受信料を払ってしまったら、一生死ぬまで払い続けなければならない無間地獄に陥るのと同じだ!と思った。払わない人が多数の意味が良く分かった。
村上春樹の『1Q84』の執拗にドアを叩き続けて取り付けるNHKの集金人のシーンが浮かんできた。

そして、今日再び電話が来て、「転居先のホームではテレビの所有はないのでしょうね?」と脅すように言われて、「では、書類を送りますので、それを送り返してください」の一言で終わった。

わが家の軽井沢の家は、高額のNHKの受信料を払うのが嫌で、テレビがない。だって月の数日を過ごすだけなのに、それを払うなんてもったいないから。
しかし、サッカーの試合なんかあると、やはりテレビは欲しいな、と思う。それでも我慢だ!
国民の楽しみを奪っている、この形態、はどうにかならないものだろうか?
スカイプを使えばただで外国と話せるこの時代に、何か変だ。時代錯誤甚だし。

古い体質の、その会社で私も結婚前は働いていたのだけれど・・・・
やれやれ・・・

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