2011年11月17日木曜日

古い原稿とmac

MacのPCの初めの頃、まだインターネットができないPCの頃に我が家で初めて買ったノートパソコンがパワーブックだった。
確かPowerBook540とか530みたいな名前だったと思うけれど、まだ日本上陸をする前だったので、発売を待って予約して、キャノンのゼロワンショップにアメリカから入って来るのを待ちに待って、遅れに遅れて・・・でも、年末ぎりぎりに手に入り、多分日本で何番目かの持ち主になったのだと思う。

このPCは、いつだったかシュワちゃんの映画を観ていた時に、彼が軽々しく片手でこのPCを持って早足で歩いて行き、こそこそとある男に耳打ちしてから開いて相手の男性に中の情報を見せるシーンがあって『ああ〜〜!あれ家のとおんなじだ!』とビックリしたものだった。コードレスで使えるだけでも話題の商品だったのかもしれない。最先端のイメージで使われていたけれど、あんな風に軽々しく片手で運べるのはシュワちゃんくらいで、結構重いのでとても今のPCのようにはいかないのです。
でも、灰色のボデイでデザインも頑丈且つスマートで使い勝手もとても良かった。何よりもキーボードの使い心地が最高で、未だかつて私はあれ以上に好きなキーボードに出会ったことがない。とにかく色々と文章を書き込んだ。
そのうちのいくつかの原稿を見ていて、macのことを考えた。そして、その原稿はプリントしてあったもので、先日保存先のフロッピーを取り出してPCにおとそうとしたが、当時のものはもう使えないみたいだ。
スキャンするには枚数が多すぎるし、どうしようかな?原稿見ながら打ち込むか・・・

今でも電源を入れると動くが、いかんせんインターネットができないのだから既にそれはもうパソコンではないのかもしれない。

今回久しぶりにmacに返り咲いて思った。「使いやすい!」
あれから15年以上は過ぎていると思う。その間IBM, HP, VAIO×2、imac と渡り歩いてきたが、(KZさんはレッツノートもあるな、、、そう言えば)原点に戻って思った、やはり「使いやすい!」
使い手に至れり尽くせりで、スティーヴ・ジョブズがどんなに使う人の勝手を考えていたか、良く分かる。
彼の息がかかっているうちに、彼が手がけた製品を買っておきたいと思って、思い切って買ったが、本当に素晴らしい! 相性の問題もあると思うけれど、今回はこれにして本当に良かった。

一番びっくりしたのは、私はスペイン語やフランス語で入力することが多いのだが、キーボードをボタン一つで取り出せ、その言語の特殊文字や記号が簡単に使えることだった。
まだまだビックリすることはたくさんありそうだ。少しずつ引き出しを開けながら見つけ出そう。

0 件のコメント:

コメントを投稿